当ブログはCMS(Content Management System)のワードプレス/WordPressによって作られています。
従来のCMSの3強はWordPress 、Joomla!、Drupal でした。
その中でワードプレスの人気が上昇し、今となってはワードプレス一択。従来の「html+css」で作成するHomepage BuilderやDreamweaverからワードプレスに接してみると思わず唸ってしまうのです。
Contents
クラウド化が加速
高速通信回線の普及により、クラウド化が加速してきました。
身近な例としてナビゲーションソフトがあります。ちょっと前までは、クルマの購入時に決して安くはないカーナビゲーションをメーカーオプション、またはディーラーオプションでインパネに装着していました。
あるいは、脱着可能なPND(Personal Navigation Device)が普及し、手軽にダッシュボードにポンと取り付けることができるようになりました。かつてカーナビゲーションのメディアはCD-ROMから始まり、DVD、HD(ハードディスク)、メモリーへと変化。現在主流のメディアはメモリーとHD。
これらナビゲーションの問題点は、地図情報の更新作業にあります。これはカーナビ誕生以来の長年の問題です。道路は生き物のように刻々と変化していくため、ナビの地図情報は確実に陳腐化していきます。
かと言って、更新作業には手間も費用もかかるため、多くの場合そのままナビを使い続けることが多いでしょう。管理人が使用しているナビはパナソニック製のPNDで、購入してから4年近く経過していますが、データを更新したのは1度だけ。
今となっては、スマートフォンのYahooカーナビやGoogleマップがそこそこ使えることもあり、愛用者も多いと思います。
このスマートフォンNAVIならば、地図情報は常に最新であるのが最大のメリット。更に、スマホ内のデータ資産を車内でも有効利用できるから一石二鳥、三鳥。
ワードプレスのメリット
【1】ページ作成と更新作業が簡単
そもそも、CMSは固定的な作業環境の概念がありません。
CMSなら、パソコンとインターネット回線があれば、どこでも更新作業ができるのがメリット。CMSは従来のホームページ作成ソフトでは有り得ない利便性を持ちます。
Web業者にウェブサイト制作、管理を依頼している会社が多いと思いますが、ウェブ情報の更新がスムースに進まないとウェブ本来の役目を果たすことができないのは言うまでもありません。その点、ウェブやITに少々知識がある社長ならば、自分で会社のウェブ更新が可能となります。
これは、非常に強いメリット。
Web業者に必要に応じてその都度依頼しなくても、社長自らがワードプレスにログインして情報の更新ができてしまう。
あるいは、社内のIT系に詳しい社員や事務職員なら、ワードプレスの更新作業は難しいものではないでしょう。
【2】テンプレートが多彩
ワードプレス用のテンプレートは無料、有料を含めて星の数ほど存在しています。あまりにも数が多すぎて迷ってしまいますが、自分好みのテンプレートがきっと見つかるはずです。
ワードプレス-WordPress厳選ブログ&アフィリエイト用テンプレート
【3】テンプレートの入れ替えが可能
ワードプレスのテーマの中に複数のテーマをインストールしておけば、テンプレートの入れ替えが可能。テンプレートの構造が大幅に変わると、修正作業は必要となりますが、このような機能は従来型のホームページ作成ソフトでは有り得ません。
【4】ブログ機能が標準装備
ブログ投稿、管理がたやすく、コメント機能も標準装備。
【5】複数の担当者がweb管理できる
複数の人間が同時進行でワードプレスの管理に関わることができます。管理者と執筆者は別のパスワードでログインすることで、ウェブサイト運営と労働のスタイルを根本から覆すものです。
【6】プラグインによる拡張性
プラグインを追加することで簡単に機能を加えることが可能。
【7】ウィジェットで簡単カスタマイズ
ウィジット画面で各パーツをドラッグ&ペーストするだけで簡単にカスタマイズOK。
【8】リンク作業不要
ワードプレスは[ダッシュボード]→[外観]→[メニュー]画面で各固定ページを組み合わせる仕組みになっているため、リンク作業は自動。また、特定のページをサイト内リンクから外す作業も簡単で、リンク切れの問題が発生しません。
【9】サイトマップの自動作成
サイトマップを自動生成するプラグインがあるため、煩雑なサイトマップ管理から解放されます。ウェブページが増減しても、サイトマップは自動で更新されるのも便利。
【10】世界的な大企業も採用
誰もが知っている企業が既にワードプレスを導入しています。
管理人が短時間で調べた限りでは、ワードプレスを導入している有名企業が10社ほど見つかりました。今後もWordPressワールドが更なる広がりを見せていくことでしょう。
・Microsoft(マイクロソフト)
・Adobe Systems(アドビ システムズ)
・Yahoo! (ヤフー)
・GM (ゼネラル・モーターズ)
・Intel (インテル)
・Wall Street Journal (ウォールストリート・ジャーナル)
・Reuters (ロイター通信)
・Sony (ソニー)
・Groupon(グルーポン社)
・Cookpad(クックパッド)
・mixi (ミクシィ)
ワードプレスと相性のいいサーバー
他にも、書ききれないほどのメリットを持つのがワードプレスと言えます。
もちろん、デメリットが無いわけではありません。Homepage BuilderやDreamweaverを触ったことがない、まったくの初心者がいきなりワードプレスを導入するとなると、敷居は高いと言わざるを得ません。
まず、一番最初のステップであるワードプレスとMySQLをサーバーにインストールする作業で手こずることが多いと思います。
そこで、その問題を解決している親切なレンタルサーバーがあります。
このブログサイトはワードプレスで構築されていますが、本当にインストール作業は驚くほど簡単でした。こちらのレンタルサーバー。
そもそも、WordPressは世界中の有志達によって作られているため、フリーである以上サポートはありません。そこで、WordPressフォーラムを充実させています。大概の問題点はフォーラムやワードプレス・ブロガーの方々の記事によって解決するでしょう。
ワードプレスを学ぶなら
少々脱線してしまったが、情報のクラウド化の流れは今後も加速していくと思われます。その流れにマッチしているのがCMSと言えます。ワードプレスのメリットは数多く、次回のページで書き出してみよう。
私もこの本でWordPressを学びました。2冊とも濃い内容です。
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