SEO vs PPC
ネット界では、SEOとPPC広告に関して多様な意見が飛び交っています。それだけ、これらは悩みの深いテーマであり、インターネットが存在する以上は永遠のテーマ。
SEOそしてSEMに関しては、当ブログでもいくつか書いてみました。
「SEM/検索エンジンマーケティングで幅広い集客を目指そう」
今後、更にSEOに関して気が付いたことを書いていく予定。
SEOとPPC広告ではアプローチが異なるマーケティング手法であることもあり、理想としては同時進行で進めた方がいいと思います。
もちろん、ビジネスモデルによってはSEOが優先する場合もあれば、PPC広告がいい場合もあります。それは、経営者とウェブ運営者との協議の上で方向性を決めることになります。
基本的なSEO
もちろん、基本的なSEO対策は必要。
Googleクローラーは世界中のサーバー内の情報をクローリングしている以上、ロボットに読まれやすく理解されやすいウェブサイトを構築する必要があります。
これは対策というより、Googleが持つルールを理解して、それに合わせたサイトを作るということになります。
検索エンジンは言語を基本にして動いています。Googleロボットは世界中のサーバーにアップロードされた言語と画像情報を読み取りインデックスしています。
更に、曖昧な言語で検索すると、Googleが類推して正しい言語をサジェストしてくれるため、人との親和性がより向上しています。スマホの音声検索の性能も日進月歩。
検索エンジンは依然として発展途上のもので、完璧なものではありません。現時点において、言語による情報が充実していて、より多くのネットユーザーにとって有益となるウェブは高く評価される傾向があります。
ところが、芸術性の高い絵や写真をベタベタと貼り付けたウェブはGoogleからあまり評価されていません。そもそも、芸術写真には言語が存在しないため、検索エンジンは評価のしようがありません。
今後、このようなアートを評価するロジックの進化が望まれるところでしょう。
即効性が高いPPC広告
PPC広告のメリットは何と言っても「即効性」。
そして、検索ネットワーク広告とディスプレイネットワーク広告の違いを理解することで、ネット広告の広さと深さを身をもって感じます。
PPCはクリック型課金システムのため、イメージ広告を上手く使いこなすことでブランドイメージを高め、知名度の向上につなげることもできます。
キーワードによって、1クリックあたりの単価に大きな違いはあります。ただ、超が付くほどの激戦ビッグキーワードを除いて、クリック単価はべらぼうに高い訳ではありません。
PPCを使うことでテストマーケティングが容易ですし、リアルな世界では絶対できないようなテストマーケティングできるのが長所。ビジネスモデルと状況によっては、PPCを使わなければもったいないと思いますね。
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