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一戸建て住宅やマンションなどの建物の中で、一番厄介な汚れはウロコ。ガラスや鏡、蛇口に付着した水垢/ウロコ汚れの除去は簡単ではありません。
軽度の水垢/ウロコであれば、ジフクリームクレンザーやクエン酸などで除去できます。しかし、中度から重度の頑固な水垢/ウロコともなると、除去作業が大変になります。
水垢/ウロコ除去クリーナーを使いながらの手作業では、わずか10cm四方の水垢/ウロコ除去に10分や20分もかかることがあります。
他の方法として、ネット通販で水垢/ウロコ除去用の強酸性洗浄剤の入手は可能。しかし、このような薬剤は取り扱いが危険で難しく、ガラスや鏡の設置場所によっては使えない場合もあります。
それでは、ガラスや鏡に付着した水垢/ウロコの除去方法についてご紹介します。
Contents
水垢/ウロコとは?
水垢/ウロコは水道水に含まれるカルシウムやマグネシウムイオンなどのミネラル成分がガラスや鏡に付着したもの。バスルームの蛇口にも水垢/ウロコが付きやすくなります。
水垢/ウロコはアルカリ性のため、アルカリ性の油汚れマジックリンなどを使用しても落とすことはできません。
軽度な水垢/ウロコであれば、クリームクレンザージフやクエン酸などを使用して落ちる場合があります。
しかし、中度から重度の水垢/ウロコともなると、かなり除去作業の難易度が高くなります。水垢/ウロコ除去の方法は大きく2種類あります。
水垢/ウロコの除去方法
水垢/ウロコの除去方法は、化学的な方法と物理的な方法の2種類。
Type1-化学的に除去
クエン酸
軽度の水垢/ウロコであれば、ダイソーなどの100均で販売されているクエン酸で除去できる可能性があります。
クエン酸はスプレーボトル入りと粉末タイプの2種類。スプレーボトル入りのクエン酸は濃度が低いため、ウロコの付着状態によっては粉末タイプを加えて濃度調整が必要です。
サンポール
その他、トイレ洗剤のサンポールは塩酸(9.5%)を含んでいます。サンポールで風呂場の鏡の水垢/ウロコを除去する方法はあるものの、リスクがあります。サンポールはなかなかの塩酸濃度であるため、取り扱いには慎重さが必要です。
作業が失敗したら取り返しがつかないため、くれぐれも、完全防備の上で自己責任の作業となります。
Type2-物理的に除去
ウロコパッド
100均やホームセンターなどで「ウロコ取りパット」が売られています。パッドに配合されている人工ダイヤモンドが水垢/ウロコを取り除く理屈。
しかし注意点として、人工ダイヤモンドはガラスより硬度が高いため、作業によってはガラス面に傷を付けてしまう可能性があります。
ガラス面とパットに水を含ませながらの慎重な作業が必要とされるため、万人向きとは言い難い除去方法なのです。
コンパウンド
中度から重度の水垢/ウロコの場合、研磨剤が配合された水垢用クレンザーやコンパウンドなどを使用します。
自動車のドアガラスやリアガラスに付着した水垢/ウロコを取り除く場合、酸性の液体は一切使えません。そこで、コンパウンドなどを使ってガラスを研磨します。
中度~重度の水垢/ウロコ除去は電動ポリッシャーがお勧め
ガラスや鏡に水垢/ウロコが付き始めて年数が経過していたり、ガラス表面がウロコでざらついている中度から重度の場合、手作業でのウロコ除去は忍耐力と体力が求められる苦行となります。
ウロコの付着具合は千差万別のため、中度から重度のウロコ除去にはあまりにも労力がかかります。途中で体力と気力の限界を迎えてしまい、断念してしまう人が少なくないと思います。
そのような場合、電動ポリッシャーを使うことで、水垢/ウロコ除去の時間短縮に繋がります。
電動工具を検索すると、マキタやボッシュ、リョービ、ストレートなどの各メーカーの電動ポリッシャーがヒットします。
電動ポリッシャーは電動ドリルなどと比べて、連続して長い時間使われるため、強度や耐久性を考慮して選びたいもの。
5,000円以下の安価なポリッシャーはパーツの強度不足などの理由で破損、故障してしまうこともあるため、知られている電動工具メーカーの製品をおすすめします。
リョービ/RYOBI電動ポリッシャーRSE-1250
管理人が愛用している電動ポリッシャーはリョービ/RYOBI RSE-1250。
一部、充電式の電動ポリッシャーがあるものの、工具の用途上、AC100Vタイプがほとんど。自動車の板金塗装工場では、電動ポリッシャー以外にエアーツールも使われています。
リョービ/RYOBI RSE-1250の特徴
リョービ/RYOBI RSE-1250の特徴は3点。
・ダブルアクションタイプ
リョービ/RYOBI RSE-1250はダブルアクションタイプ。
ダブルアクションとは、パッド部分が偏心回転するため、ウロコ取りなどの作業に適しています。
・ウロコ除去とガラス撥水剤の塗布にもOK
他に、自動車のボディ研磨作業や窓ガラスの油膜やウロコ除去、レインエックス/レイン・Xなどのガラス撥水剤の塗布作業にマッチします。
・一部のプロ業者も使用
リョービ/RYOBI RSE-1250はコスパが高い電動ポリッシャーのため、実際にプロのボディコーティング&磨き屋さんも使用している電動工具。
リョービ/RYOBI RSE-1250は、家庭のガラスや鏡の水垢/ウロコ取り、そして、愛車のガラスメンテナンスには必要十分なスペックを持っています。
愛車のガラスメンテナンスにも
管理人は1~2年に1回、愛車のガラス全面の油膜取り作業を行います。そして、年に2~3回、ガラス全面にレインエックスを塗布する時、このような電動ポリッシャーはとても便利。
自動車のガラス面のウロコや油膜を除去するカー用品として、キイロビンが有名。管理人はキイロビンを長く愛用しています。ただ、この手の製品を使いこなす上で「気力と体力」が必要とされます。
手作業でフロントガラスの油膜&ガラス撥水剤を除去すると、30分前後の時間がかかります。根気強く作業すれば、確実に油膜&ガラス撥水剤の除去ができるものの、決してイージーな作業ではありません。
このような理由もあり、こまめに洗車するオーナーはいても、ガラスのメンテナンスには二の足を踏むオーナーが多いのです。
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ガラス面の水垢/ウロコ取り作業
ガラスや鏡面にコンパウンドを塗布し、電動ポリッシャーで研磨していきます。上の写真のように、パッドで磨いたコンパウンド跡が等間隔に残るように均一に磨くのがコツ。
電動ポリッシャーの使用で、今まで時間がかかっていた手作業から解放され、作業効率が格段に高まります。
コンパウンド選び
どのような水垢/ウロコ落としのコンパウンドを使用するのか、一言で言えないのが水垢/ウロコ取りの難しいところ。コンパウンドには弱酸性タイプもあれば、弱アルカリ性タイプもあります。
一口に水垢/ウロコと言っても、付着具合や性質がかなり異なります。地域によって、水道水に含まれるカルシウムやマグネシウムを含めたミネラル成分が微妙に異なるのが理由なのでしょう。
ウロコとウロコ除去クリーナーには相性のようなものがあり、Aというウロコ除去クリーナーでは落とせるものの、Bという製品ではなかなか落とせないケースがあります。
Amazonでプロ用の3Mコンパウンドを入手できるものの、1本あたりの容量が多く、一般家庭では一生かかっても使いきれない量なのが難点。また、価格が1本あたり6,000円前後のプロ仕様ということもあり、コスパの面で考えてしまう方が多いと思います。
もし、当ブログで特定のコンパウンドをお勧めしてしまうと、みなさんの中には
「実際、そのコンパウンドを使ってもウロコが取れないけど?」
なんていう声が出てきてしまう可能性があります。
YouTubeを含めて、「XYZクリーナーでウロコが激落ち!」といった情報がヒットするものの、そのクリーナーとウロコとの相性が良かったのでしょう。
そのクリーナーでは落ちにくいウロコもあるため、無用な誤解を招かないためにも、軽々しい情報公開は慎みたいもの。
一般的な水垢/ウロコ取り用のコンパウンドは1本あたり2,000円前後。レビューなどを参考にしながら購入し、トライしていくことをお勧めします。
パッド選び
電動ポリッシャーでガラスや鏡の水垢/ウロコを落とすのであれば、パッドは「フェルト」の一択。
リョービ/RYOBI 電動ポリッシャーRSE-1250に適合するフェルトパッドはこちら。BOSCHの品番は「2608613009」。
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自動車のガラス面の油膜やガラス撥水剤を除去する場合、リョービ/RYOBI 電動ポリッシャーRSE-1250に付属の「スポンジパッド」+「キイロビン」で十分。
作業前に必ずガラス周囲をマスキングテープで養生します。
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