年末に近づくと、クリスマス用イルミネーションが街を飾ります。
多くの日本人はクリスチャンではないものの、日本ではクリスマスはイベント。
カボチャをくり抜いて飾るハロウィンは、アメリカ合衆国の文化。これが日本に輸入されて、何故か秋になると、ハロウィン色が毎年のように高まりつつあります。
クリスマスとハロウィンの歴史や意味は置いておいて、それらはイベントの一つ。
さて、クリスマスのイルミネーションは、かつて電球色のみでした。しかし、電球は消費電力が大きく、球切れの問題がありました。クリスマスのデコレーションともなると電球の数が多く、消費電力も増大します。
今や、多くのイルミネーションはLEDが使われています。
青色LED
一般家庭用のデコレーションから街路樹にいたるまで、LEDが一気に普及しました。コンビニや店舗内の照明、家庭内の照明、クルマの灯火類もLED化が進んでいます。
街路樹のイルミネーションには、白と青のLEDを多く見かけます。
クリスマスシーズンともなると、ドン・キホーテの店内には大量のLEDデコレーションが所狭しと並べられ、価格的にも随分こなれてきました。
しかし、白色LEDは置いておいて、寒い季節に大量の青色LEDは寒さ感が倍増しますし、不気味な印象すら受けます。
樹木全体が青色LEDでデコレーションされていると、お客さんの心理面に悪影響を与えてしまい、寒さ感が倍増で財布のひもが固くなってしまうかもしれません。
なお、青色の寒色系LEDは落ち着いたムードが漂います。人の心を沈静化させる目的では、青色LEDは使えると思います。
電球色LED
やはりイルミネーションの色は、温かみのある暖色系の電球色が人の感性に合っていると思います。
電球色はとても豪華に見えます。電球色に近いシャンパンゴールドのLEDならば、万人に違和感を与えない色だと思います。
色が人間の心理に与える影響はとても大きいと思いますね。
こんにちは伊東 忍と申します。
確かに今はLED電球が一般に定着してきていますね。
ちなみに僕の家はまだLEDじゃないので
LED電球を買うときに参考にさせてもらいますね。
応援します ポチ
自分はイルミネーションの仕事をしてました。確かに青白い光は寒々しくて、今となっては電球の灯りが懐かしいですね。
今はどうかわかりませんが、10年くらい前は、青色のLEDは電球色のLEDに比べて安かったと記憶しています。
また、わざわざ電球より高いLEDを買って、最新技術を導入しているわけですから、電球と同じ光じゃつまらない、LEDを自慢したい気持ちもありました。
各イベント担当者のそういう感情が、今日の青色イルミネーションの広まりにあるのじゃないかと思います。