アメリカ合衆国では、一定規模のスーパーマーケットの多くはエクスプレスレーン(※)を備えています。
買い物の商品点数が少ない場合、優先的にエクスプレスレーンのレジを使うことができます。
(※)エクスプレスレーン/Express Lane
スーパーマーケット等の清算レジで、買い物の商品点数が少ない場合(5~10点以内)、エクスプレスレーンを優先的に使うことができる。
店舗がエクスプレスレーンを設置している理由は言うまでもなく、わずかな商品を購入するお客さんは短時間で清算を済ませたいニーズがあるため。
ところが、管理人は今まで、日本のスーパーマーケットやホームセンターでエクスプレスレーンを見たことがありません。(中には、あるかもしれません。)
いずれにしても、買い物をするお客さんは短時間でレジの清算を済ませたいのです。そして、管理人が従来から疑問を抱いているレジ清算について呟いてみたいと思います。
Contents
エクスプレスレーン
日本のスーパーマーケットやホームセンターでは、休日や時間帯によっては、どのレジも清算待ちのお客さんでごった返しているシーンを見かけます。
お客さんは、たった数点の買い物をするのに何分もレジ前で待たされては、かなり不満を抱きます。
そのような時、エクスプレスレーンがあれば、短時間で精算が済みます。
セルフレジがエクスプレスレーン?
ホームセンターや大型スーパーマーケット、ドラッグストアなどでは、セルフレジの導入が進んでいます。
買い物の商品数が少ない時、セルフレジを利用しているお客さんをよく見かけます。管理人も、よくセルフレジを使う1人。
セルフレジがエクスプレスレーンの代わりとして設置されているのでしょう。あと、人材不足の解消と人件費が削減できる理由もあるでしょう。
ま、そのように解釈しています。
スキャンにコツが必要
なお、セルフレジで商品パッケージのバーコードをスキャンする時、少々、コツが必要。スキャナーの前で何回か商品を左右に往復させないと、センサーがバーコードを認識しない時があります。
そのあたりが、スキャナーの問題点であり、まだまだ改善の余地があります。
高齢者がセルフレジを使いこなすのは、少々ハードルが高いでしょう。慣れてしまえば、いいでしょうけど、実際、高齢者がセルフレジを使っているシーンを見かけることはほとんど無いのです。
セルフレジは買い物アイテム数が少ない時向き
せっかちな管理人がセルフレジの空き待ち中、女性が大量の商品をのんびりとスキャンしているシーンを見かける時があります。管理人は
「いったい何を考えているのやら・・・」
と思いながらセルフレジが空くのを待っているのです。
買い物カゴが商品でいっぱいならば、有人レジのレジ子さんを選択した方が確実に早く清算が終わります。彼女たちはレジ清算のプロなので。
セルフレジは買い物のアイテム数が少ない時に限定して、商品点数が15~20以上もあるならば、有人レジに並んだ方が時間的に早いと思います。
お釣りが自動で出てくるレジ
かつて、スーパー等のレジで清算する時、キャッシャーが手作業で釣り銭を数えていました。
(追記)
ローソンのレジは自動でお釣りが出てくるタイプに切り替わりつつあります。セブンイレブンも同様です。
今日のスーパーマーケットやホームセンター、ドン・キホーテでは、キャッシャーがお客さんから預かったお金をレジに投入すると、自動販売機のように自動でお釣りが出てくるタイプを多く目にします。
キャッシャーが釣り銭とレシートをお客さんに渡して清算完了。これなら、釣り銭の間違えようがありません。
キャッシャーのアクションが1つ多いかも
管理人は釣り銭が自動で出てくる新型レジを眺めていて、長らく疑問を感じています。
というのも、キャッシャーがお客さんからお金を預かるところまでは問題ありません。その後、レジから釣り銭が出てきたら、キャッシャーはいちいち釣銭とレシートをお客さんに渡さなければならないのです。
この1アクションがムダではないでしょうか?
自動販売機やセルフ・ガソリンスタンドのように、お客さんが直接、お釣りを受け取れるような設計のレジならば、キャッシャーは1アクションを省くことができます。
ただ、レジ台にお釣りが出てくる機械を設置する必要があります。
キャッシャーは次のお客さんの清算に素早に移ることができるため、レジ清算の効率化に繋がるのではないでしょうか。
新型レジの構造上、今のタイプが理想的なのでしょうか。また、お客さんの中には、機械から釣り銭を取り忘れてしまう可能性は考えられるでしょう。
追記:
2019年7月、管理人がとあるお弁当&惣菜店で買い物をしたところ、まるでセルフGSの精算機のようなレジが導入されていました。
店員が商品情報をスキャンすると、レジのディスプレイに買い物代金が表示されます。お客さんがレジにお金を投入すると、お釣りが出てくるタイプ。
店員に新型レジについて聞いてみると、2019年5月に新型レジが導入されたそうです。管理人が頭の中で描いていたようなレジが店内に設置してあり、少々驚きでした。
追記2:
ユニクロとGUはRFIDタグの導入を進めてきました。
セルフレジを更に進化させ、セルフレジのBoxに商品を入れるだけで購入した商品の合計金額が表示され、現金やカードで清算する仕組み。これこそ、セルフレジの最高傑作だと思います。
スーパーマーケットの社長さんへ
大型スーパーマーケットでは、レジがボーリング場のように横一列に並んでいます。お客さんは商品の清算でレジのレーンに入ろうとすると、そこはクローズドになっていることがあります。
ぶっきらぼうに「レジ休止中」なんてプレートが置いてあるのです。
レジのレーンがオープンなのかクローズドなのか、お客さんに分かりやすくする必要があるのです。そのために、対策を施しているスーパーマーケットはあります。
しかし、アイデアと詰めが甘く、お客さんにとって分かりにくいのです。腰が曲がって身長が低くなっている高齢者は、どのレーンで清算していいのやら迷うのです。
ちなみに、レジの入口にチューインガムなどを置くのはOK。
大型店舗の社長さんや取締役、店長さんは、よく考えてくださいね。
管理人は明確なアイデアを持っていますよ。スーパーマーケット業界と何ら関係の無い管理人の方が効果的なアイデアを持っているのです。
レジ清算時間の短縮化
いずれにしても、レジ清算の待ち時間の短縮化は店舗とお客さん共に重要なテーマ。
(店舗側)
レジの清算時間が短いほど、スムーズに大量の商品が売れて、店舗にジャラジャラとお金が入る。
(お客さん側)
レジの清算時間が短いほど、時間を節約できて気分もいい。
せっかちな管理人は1秒でも早くレジ清算を済ませたいのです。レジ待ちの列でキョロキョロしながら待っていること自体、時間の無駄であり、人生の無駄。
お客さんにとって、レジ清算の待ち時間はムダ以外の何物でもありません。お客さんは1分1秒でも早く、清算したいのです。
レジ清算の待ち時間があまりにも長いと、「冗談じゃない!もう、あの店には行きたくない!」となります。
ここで、スーパーマーケットの社長さん、取締役の方、そして、店長さんに告ぐ。
お客さんがレジの清算待ちで長時間待たされると、イライラを超えて怒り心頭となるのです。
社長さん、取締役の方、店長さんは日常生活の買い物のレジ清算で待たされたことはありませんか?
そこにヒントが隠されているのです。
こんばんは。
エクスプレスレーンという精算レジがある事を初めて知りました。しかも一度も見た事がありません。
スーパーで買い物をしている時に自分の買い物の商品点数が1,2点なのに自分の目の前に何十点も商品をカートや買い物かごに抱えている人の後ろに立って待たされる事が何度もありますね。けれど商品点数が10点以下で買い物する人限定のレジがあると嬉しいですね。一度で良いから見て使ってみたいです。