エックスサーバーのXアクセラレータONでWebページ表示速度が最大10倍

2018年9月11日、エックスサーバーが「Xアクセラレータ」機能の提供をスタートさせました。

この機能は大きく2つ。

・Webサイトの表示スピードの高速化(最大10倍)

・アクセスが大量に発生した時の耐性強化

これは、前回の「ブラウザキャッシュ設定」に追加された機能で、Googleが求めているWebページの表示速度の向上に役立つ機能。この機能を設定することで、SEO対策にもプラスと考えていいでしょう。

そこで、当ブログが使用しているエックスサーバーにログインし、設定してみました。

結論として、前回の「ブラウザキャッシュ設定」と同様、設定がとても簡単。エックスサーバーにログインして数分で終了します。

エックスサーバーのXアクセラレータ設定

エックスサーバーのトップページを開きます。

エックスサーバーTOP画面

IDとパスワードを入力してログイン。

エックスサーバーのログイン画面

エックスサーバーのサーバーパネルにログインします。

エックスサーバーのサーバーパネルにログイン

サーバーパネル画面の左下で任意のドメインを選択して、[設定する]ボタンをクリックします。

「ブラウザキャッシュ設定」機能はドメイン毎に設定する必要があります。

エックスサーバー管理画面-ドメインを選択

エックスサーバーのサーバーパネル右下の「Xアクセラレータ」をクリック。

エックスサーバーパネル、Xアクセラレータ

デフォルトでは、このようになっています。

現在の設定:設定無し

変更後の設定:ON [静的ファイル(推奨)]

今回、デフォルトの「ON [静的ファイル(推奨)]」のまま設定します。

[設定変更(確認)]ボタンをクリックします。

エックスサーバーパネル、Xアクセラレータ

確認画面が表示されるので、[設定変更(確定)]ボタンをクリックします。

エックスサーバーパネル、Xアクセラレータ

このように表示されて設定完了。

「Xアクセラレータ設定を「ON [静的ファイル]」に変更しました。」

エックスサーバーパネル、Xアクセラレータ

Xアクセラレータ設定をONにした結果

Xアクセラレータ設定をONにしたら、WordPressで記事を作成後、公開ボタンをクリックしてからのアップロード速度が明らかに早くなりました。

スマホユーザーからのアクセスが増加傾向にある今日、この設定は是非ともONにしたいですね。

Webの高速表示

Googleは2016年頃からAMP(Accelerated Mobile Pages)、通称「アンプ」の啓蒙活動を進めています。

このAMPは、スマホやiPad等のモバイル機器でWebページのダウンロードスピードを高速表示させるための方法を意味します。(専用のHTMLファイルが必要。)

スマホでGoogle検索すると、検索結果のURLの左側に

▲このようなマークが見つかる時があります。

一例として

https://www.abcde-12345.com

このページはAMPに対応しているという意味。

AMPに対応しているページタイトルをタップすると、ほぼ瞬時と言っていいほどの速度でページが表示されます。

なお、今のところAMPに未対応のWebであっても、検索結果に影響が出ることはありません。

AMP対応でページを作成すると、制限事項がいくつかありますけど、今後の課題と言えます。Googleの動向次第では、将来的にブログやWebサイトの作成時、AMPを視野に入れて立ち上げる必要が出てくるかもしれません。

AMPのまとめ

・AMPとは、モバイル検索でページのダウンロード速度を高速にするための手法

・WebをAMPに対応させるためには、AMP用のHTMLファイルが必要

[関連記事]

エックスサーバーのブラウザキャッシュ設定方法-ページ表示の高速化

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