Google AdSense広告のロジックは舌を巻くほど良く考えられています。もし、あなたがブログやウェブを持っているならば、導入してみる価値は十分あります。
但し、ECサイトにAdSenseを貼ってしまうと、広告を貼り付ける場所によってはアクセスが散ってしまいます。また、売れていないECサイトと解釈されることもあるため、これはウェブマスターの判断次第。
ここで、Google AdSenseを導入する流れを書き留めておきます。
Contents
Googleアドセンス導入の流れ
1)AdSense広告の導入は簡単
Gmailアカウントを持っていなければ、新規で登録します。
画面ごとにガイダンスが表示されるため、そのとおりに必要事項を入力するだけ。
AdSenseの管理画面にログインして必要事項を入力後、審査結果を待ちます。問題が無ければ、Googleから2~3週間ほどでPIN番号が印刷されたハガキが送られてきます。シンプルなハガキのため無くさないようにしましょう。
2)Adsenseの管理画面でPIN番号を入力する
ハガキに印刷されているPIN番号をAdSense管理画面の該当ページに入力します。
3)タグの貼り付け
ブログやウェブのHTML画面に自分が選んだAdSense広告のタグを貼り付けてサーバーにアップロードします。
以上で初期の作業は完了。
Googleアドセンスは敷居が低いクリック型広告
AdSenseは極めて敷居の低いクリック型広告。
ネットユーザーが気になったAdSense広告をクリックすると、そのウェブ管理者に1クリックあたりXY円の報酬が支払われます。ネットで収益を上げるビジネスモデルの中で、AdSenseは最も敷居が低いと言えます。
AdSenseはECのように商材を仕入れて販売したり、ドロップシッピングを仕掛けるような必要は一切不要。ただ、自分のブログやウェブにタグを貼り付けるだけ。
AdSenseはリスクが無く、アフィリエイトのようなタグの貼り替え作業は不要。AdSenseはやらないよりは、やった方がいい広告。
最初、しばらくはAdSenseのパフォーマンスは低いものの、その後、AdSenseホーム画面のスコアカード欄に様々なアドバイスが表示されます。
それらを参考に、AdSenseの設定や大きさ、貼り付ける場所を検証していきます。パフォーマンスレポート画面では、広告サイズ別のクリック数が表示されるため参考になります。
これらのデータを基にテストマーケティングを繰り返すことで、パフォーマンスの高い広告を探し出すことができます。すると、確実にAdSense広告のクリックが増えていき広告のパフォーマンスが上がっていきます。
Googleアドセンスのメリット
・敷居の低いクリック型広告
・Googleアドセンスの収益はブログやWebのアクセス数と比例関係
・広告タグの貼り換え、メンテナンス不要
Googleアドセンスのデメリット
・大きくアドセンス報酬を稼ぐためには、多くのページ数とアクセスが必要
・AdSenseプログラムポリシーが厳しい
ブログ管理者の中で、毎月8,000円以上のアドセンス報酬を稼いでいる人は実は少ないと思います。アドセンスはスタートしやすい広告ながら、収益を上げていくのは簡単ではありません。
そして、AdSenseプログラムポリシーを一読しておくことをお勧めします。ポリシー違反がある場合、Googleから警告が来ます。また、違反内容によってはアカウント停止となる場合もあります。
ちなみに、管理人は2013年にアドセンス広告を始めてから、アドセンスからの警告は1度もありません。
GoogleアドセンスのCTR
CTRが0.2~1.0であれば、標準的なパフォーマンスのようです。
CTR(Click Through Rate)= クリック率
クリック数 × 1/ページビュー数
クリック数が250回、ページビュー数が25,000回ならば、250×1/25,000=0.01 つまり、CTRは1%。
AdSenseはどのようにして表示されるのか
(1)ページ内容
AdSense広告はそのページ内のテキストを読み取り、内容にマッチした広告が自動的に表示されます。ページ内にパソコン本体に関係した記事が多いと、パソコン関連の広告が表示されることがあります。
もし、あるAdSense広告のクリック率が低ければ、次から次へと関連した広告に切り替わっていきます。AdSenseはアフィリエイト広告のように出稿が終了するようなことは無いため、広告タグのメンテナンス作業が不要なのがメリット。
(2)ブラウザー履歴
次に、AdSenseはブラウザーの閲覧履歴を読み取っています。パソコンの閲覧履歴は1台1台違います。
もし、あなたが洋服やスニーカーが好きならば、日常的にアパレルやスニーカー関連のウェブを閲覧することが多いと思います。AdSenseはブラウザーの閲覧履歴も考慮して関連広告を表示します。
よって、あなたと管理人が同時に同じWebページにアクセスしても、画面の片隅に表示されるAdSense広告の内容に違いが生じて普通です。
(3)IPアドレス
更に言うならば、AdSenseはパソコンのIPアドレスを読み取っています。あなたの地元企業がAdwords広告Google広告を出稿している場合、あなたのパソコンにその広告が表示されることもあります。
AdSenseは複数のパラメータを処理しながら、常に広告精度を高めようとしています。他にも、AdSenseには複雑なロジックが働いていると思いますし、今後も更に進化していくことは間違いありません。
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