我が家では長年、家庭用浄水器を使用しています。ブランドはTORAYのトレビーノ®。
トレビーノ®を製造する東レ株式会社は、産業用水処理の技術でも有名です。他にも、浄水器メーカーは多々あるものの、家庭用で1台何十万円もするような浄水器は適正価格とは言い難いでしょう。
家庭用浄水器は別段、コピー機のような複雑な構造ではなく、よって目が飛び出るほど製造原価が高い製品ではないと思います。
水の不安を除去
浄水器は水をろ過するフィルターでほとんどの性能が決まります。
フィルターはカートリッジ式のため、将来の安定的な交換を視野に入れてトレビーノ®を愛用しています。このトレビーノ®の高除去タイプが除去できる物質は次のとおり。
(1)遊離残留塩素:カルキ臭の元になる。
(2)濁り:ニゴリやサビ。
(3)総トリハロメタン:塩素と水道水中の有機物が反応して生成される物質。発がん性が指摘されている。
(4)溶解性鉛:乳幼児や子供に短気や知能障害を引き起こす恐れが指摘されている。
(5)カビ臭(2-MIB):湖の藻類の影響で水の味を損なう。
(6)農薬(CAT):除草剤として多く使われている。内分泌かく乱作用が疑われる物質。
(7)テトラクロロエチレン:ドライクリーニング洗浄剤等に使用される。
(8)トリクロロエチレン:金属・機械等の脱脂洗浄剤等に使用される。
(9)1,1,1-トリクロロエタン:金属・機械等の脱脂洗浄剤等に使用される。
(10)クロロホルム
(11)ブロモジクロロメタン
(12)ジブロモクロロメタン
(13)ブロモホルム
※トレビーノ®の取扱説明書では、各物質の除去率は80%と記載されています。
トリハロメタンの除去
日本は世界的にも水の都と呼ばれるほど、水が豊富な国。私たち日本人は当たり前のように蛇口から出る水を飲んでいます。しかし、水道水が飲める国は世界の中でも少ないのです。
ところが、日本の水源にはゴルフ場や農地、生産工場が立地していることがあり、微量の人工化学物質が水に紛れ込んでしまうのは否定しようの無い事実です。
浄水場では水質基準に適合するように水が処理されて、各家庭へ水道水が供給されています。しかし、浄水場で使用される塩素はカルキ臭の原因。
この塩素と水道水に含まれる有機物が反応して、トリハロメタンという発ガン性が疑われる物質が生成されます。
また、家の敷地内に埋設されている給水管が鉛製の場合、鉛が水道水に溶け出す恐れがあります。鉛は貧血、消化管の障害、神経系の障害、肝臓障害などへの影響が考えられています。
マンションの場合、屋上に設置されている貯水槽は管理不十分により濁りや鉄サビなどの汚れが水に混入する可能性もあります。
人間の体の60~65%は水と言われます。全身を流れる血液も水がベース。信頼できる質の高い浄水器を使用することで、リスクを低減した生活に繋がります。
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