管理人は随分前、ノートパソコン(ThinkPad)を使用していた期間があります。当時、IBMからThinkPadが販売されていましたが、その後、中国のレノボLenovoに買収されました。
今でも、ThinkPadのブランドは残されています。
管理人が今まで、仕事とプライベートで使用してきたパソコンは”ThinkPad”を除き、全てデスクトップ機。
デスクトップ機はノートパソコンに比べて拡張性が高く、同価格製品で比べると、デスクトップ機の方が性能もいい。移動先でパソコンを使用しないのであれば、あえてノートを選ぶ理由も無いと考えてきました。
かつて、管理人が使用していたThinkPadは故障知らずでした。ノートパソコンはハードディスクを内蔵する以上、持ち運び時の故障リスクが拭いきれません。
出先で使うノートパソコンは振動や水分の影響を受ける可能性が高いことから、それだけハードウエアの故障リスクが高まります。
どちらかと言えば、ノートパソコンは「どうしても、移動先でパソコンを使わなければならない人向きのPC」といった考えが管理人の頭の中にあったのです。
しかし、公衆無線LANサービスとクラウドストレッジが普及してきたことから、ノートに食指が動き始めたのです。
管理人にとって大切なのは、ハードではなくてデータ。データの安全性が確保できればいいのです。
そんなこんなで早速、ノートパソコンの情報を集め始めたのです。
Contents
Lenovoシンクパッド or HP(ヒューレットパッカード)
家電量販店では、有名ブランドのノートパソコンがずらりと並び、片隅に通販型のBTO(Build to order)パソコンが少々並びます。
日本メーカーのノートパソコンの優位点はサポート体制。
トラブル発生時のサポート体制に関しては、BTOパソコンは日本ブランドに及ばないかもしれません。あと、SONYのVAIOのようなスッキリとした本体デザインは国内勢が優位に立っていると思います。
しかし、日本メーカーの大衆向きパソコンは不要なソフトが大量にバンドルされていることが多く、それがハードディスクの空き容量を減らしてます。パソコンを購入後、それらの削除作業が大変なのです。
管理人が今まで使用してきたパソコンメーカーはMS-DOS時代のNEC、DELL、HP(Hewlett-Packard)、IBM(ThinkPad)の4社。
その中で、HPには好感を抱いていることもあり、真っ先に候補に挙がりました。
あと、かつて使用していたThinkPadはキーボードタッチが素晴らしく、赤い「トラックポイント」の操作性が優れていることもあり、Lenovo/レノボも候補入り。
両パソコンメーカーのダイレクト通販サイトにアクセスして、希望のディスプレイサイズ(15.6インチ)、CPU(Core-i3)、HDD、メモリ、通信機能等をカスタマイズしていくと、HPもLenovoも価格的にはそれほど違いが無いことが分かりました。
米軍MIL規格準拠のThinkPad
どちらのブランドにしようかと迷っていたところ、興味深いYouTube動画が見つかりました。
本当、これは拷問のようなノートPCテスト。
ThinkPadは米軍MIL規格(セミラグド/アメリカ合衆国国防総省が制定する規格テスト)に準拠のミルスペック。ThinkPadは劣悪な環境下での信頼性確保に余念が無いことが分かります。
このYouTube動画を見て、レノボに強い興味を抱いたのでした。
信頼性にこだわるLenovo
レノボ・ジャパンの公式サイトにアクセスし、MIL規格について調べたところ、このような説明があります。
ThinkPadは26年にわたり、堅牢性の代名詞となってきました。ThinkPadのエンジニアは初期のノートPCの耐久性の課題から教訓を得て、継続的に信頼性の向上に挑戦してきました。
ThinkPadは、MIL-STD810で定義されているMIL規格(米国軍調達規格)を採用して以来、信頼性試験手法の範囲の広さと手順の厳格さ、さらにそれらを製品ラインナップ全体で一貫しておこなうという点において業界のトップを走り続けています。
ThinkPadは22の異なるProceduresに合格しており、市場において、現在、最も信頼性と堅牢性のあるノートPCの1つです。
(出典)レノボ・ジャパン公式サイト
レノボ・ジャパンの公式サイトはこちら。
Lenovo ThinkPadに決定
改めてLenovoの通販サイトにアクセスし、ThinkPadのLシリーズをカスタマイズしていくと、128,000円少々の見積り金額が表示されました。
これでよしと判断。
そのままネットでThinkPad L540をオーダーしたのでした。納期は1~2週間ほどのようですから、あとは到着を楽しみに待つのみ。
ノートPCもモデルチェンジを繰り返していきますけど、キーボードタッチと堅牢性を求めたら、ThinkPadはグッドチョイスだと思いますね。
Lenovo ThinkPadが到着
Lenovo ThinkPad/レノボシンクパッドL540が無事到着しました。
12月上旬にオーダーして約10日で到着。CPUやらHDD、モニター等々をカスタマイズして、レノボの中国工場から空輸されてきたことを考慮しても十分納得のいく納期でした。
シンクパッドの梱包を開封
早速、梱包を開けてみると、本体に付属するマニュアル類は驚くほど少ない。
同梱のドキュメントはサポートのしおり、購入証明書、セットアップについての手引き、リサイクルマークシールの申請書、officeのプロダクトキーカードくらい。今どきのパソコンはこの程度なのでしょうか。
各種、登録手続き関係はネットで済ませることで完了。
梱包Boxから本体を取り出すと思いのほか軽く、Li-ionバッテリーも軽い。
モニターが15.6型のため、それなりの重量を覚悟していたものの、拍子抜けしてしまいました。(オーダー時、重量は気にしていなかった。)
これなら、気軽にバッグに入れて持ち運びが可能。本体の厚みに関してはSONYのVAIOあたりにはかなわないものの、実用上これで何ら問題はありません。
PCの初期設定
同梱のセットアップの手引きに従って、本体にバッテリーパックをセット。次に、電源アダプターをAC100V電源とパソコン本体に接続。そして、本体の電源をON。
初期のパソコンはあれこれと設定作業が必要ですから、各画面でIDとパスワードを設定していきます。
あと、やはりThinkPadのキータッチは自分の好み。
ThinkPadのキーはストロークが短めで節度感があります。更に、相変わらずキーボード中央の赤いトラックポイントが使いやすい。これは人間の直観的な操作に対して、マウスポインターがリニアに反応するからだと思います。
レノボ・ジャパンのサイトはこちら。
中古のThinkPadなら2万円台で購入できます。
[関連記事]
コメント