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管理人が愛用しているセイコーSEIKOのクオーツ式クロノグラフ腕時計を久しぶりに使おうと思い、収納ケースから取り出したところ、秒針が止まっていることに気付きました。
このクロノグラフは2015年11月、ドン・キホーテで購入したもの。価格は2万円ほど。
そこで、いつもの時計店で電池交換を依頼しました。
Contents
クオーツ式腕時計の注意点
クオーツ式腕時計の内蔵電池は概ね2~3年で寿命を迎えます。しばらく未使用の腕時計があると、電池の寿命に気付かない事があります。
注意したいのは、電池が放電しきって止まっている腕時計を長期間放置すると、電池の「液漏れ」と呼ばれる現象により、ムーブメントに悪影響を及ぼすことがあります。
これは、電池内部の液体が外部に漏れてくる現象。最悪ムーブメントが故障してしまいます。
これを避けるためには時々、腕時計を収納ケースから取り出して動作具合を確認する必要があります。
行きつけの時計店で電池交換
いつもの時計店に電池交換を依頼し、2日後に完了。管理人がひいきにしている時計店の店主は2代目の超が付く時計愛好家。おそらく店主は三度の飯より時計が好きに違いありません。
管理人はクオーツ派ながら、腕時計には興味があることもあり、電池交換の度に店主との会話を楽しみにしているのです。
簡単ではない腕時計の電池交換
腕時計の電池交換は簡単なようで、実は細心の注意が必要のようです。2代目の店主は時計の話が始まると止まらないこともあり、素朴な疑問を投げかけると「これでもか」というほど時計の話が続きます。
一般的に腕時計の電池交換を依頼すると、ただ電池を交換するだけで、それで完了という仕事が多いそうです。私の経験上、そのとおり。
ところが、この時計店(以下、K時計店。)はメモ紙に小さな文字で懇切丁寧に時計の情報を書き込んでくれるのです。
(内容はK時計店のノウハウということもあり、一部を除いてモザイク処理してあります。)
言わば、これが腕時計のカルテのようなもの。
次回の電池交換の際、店主がカルテを参考に電池交換の作業に入ります。もし、早期に電池寿命を迎えたならば、時計に何か問題があるそうです。
ここまで電池交換に手間をかける時計店は珍しく、これについて触れると、
「ここまで電池交換に手間をかける時計店は、まず無いでしょう!」
と店主は自信たっぷりに話してくれます。
もしかして、国内の時計店の店主がこのブログを閲覧して、中には
「うちも時計のカルテを導入しようか?」
なんて検討するかもしれません。実際、まず多くの時計店はこんな面倒な作業をしないでしょう。
K時計店は電池交換の際、時計のカルテ作成以外にも、独自のサービスを2つ無料で行ってくれます。ま、これ以上はK時計店のオリジナリティということもあり割愛しておきましょう。w
警告!時計店を選んで電池交換すべし
管理人は腕時計の電池交換の際、必ずK時計店を利用しているため、随分と腕時計に詳しくなりました。
それと同時に、思い出のある大切な時計の電池交換の際、時計店をよく選んで電池交換を依頼することをお勧めします。
なぜなら、技術的なノウハウの無い時計の素人の店が数多いため。
場合によっては、素人レベルの下手な電池交換の作業で文字盤が変形してしまうことすらあります。これは、K時計店で別の腕時計の電池交換を依頼した際、判明したのです。
世の中、素人レベルの時計店が少なくないという残念さを痛感したのです。
時計のプロはクオーツ式腕時計から機械式腕時計まで、余裕でオーバーホール可能。部品が無ければ、物によっては加工して作ることさえ可能。しかも、時計メーカーにOHや修理を依頼するよりリーズナブル。
プロなら電池交換にも細心の注意を払って作業してくれます。
腕時計の使い分け
ちなみに管理人はクオーツ派。
複数所有している手頃な価格の腕時計の中から、デザインや機能をTPOに合わせて使い分けています。理想としては、このように複数の腕時計を使い分ける方が長持ちしますし、大人としてTPOに合った時計を身に着けたいもの。
ビジネスシーンや冠婚葬祭では、妙に自己主張しないシンプルなデザインの腕時計が好ましいのです。そして、OFFの日はTPOと気分次第で好みの腕時計を選べばいいのです。
相手は時計を見ている
男女を問わず、仕事上の商談等で、相手が妙なデザインの腕時計をはめていると違和感を抱くことがあります。管理人は不思議なことに、そのようなシーンの記憶が何年も脳裏にメモリーされています。
管理人は腕時計好きの端くれとして、相手がTPOにマッチしない腕時計を身に着けていると、美意識、身だしなみのセンス、KY、常識が欠けているのではと思ってしまいます。
腕時計は男のネクタイと同様、目立つアイテム。
相手がTPOにマッチしないネクタイをしていたら、多くの人は「いったい、この人は何考えてんの?」と思うはず。
極端な例として、
商談や冠婚葬祭で「フランク三浦」の派手なデザインの腕時計は明らかに適しません。もし、ビジネスシーンや葬儀場で「フランク三浦」の時計をはめている人がいたら、「?」となります。
「フランク三浦」はスイスの超高級時計フランク・ミュラー(FRANCK MULLER)のパロディブランドのため、OFFの日やプライベートシーン向きのブランドなのです。
[フランク三浦]MIURA 初号機(改) 美しき革命という異名を持つ伝説のモデル 完全非防水 腕時計 ジャパンクオーツ FM01K-CRW 腕時計 |
他に、相変わらず人気を保つカシオの「G-SHOCK」の中には、デザインがゴツゴツしていて、色使いが派手なモデルはビジネスシーンにはマッチしません。
いくらG-SHOCK愛好家であっても、ビジネスシーンでは、なるべくシンプルなデザインの腕時計を選ぶことです。
クロノグラフがダメという意味ではありません。自己主張が激しいコテコテのクロノグラフは避けた方が賢明なのです。
腕時計は時刻を知る目的以外に、ファッションアイテムとしての役割があります。男性は女性に比べてファッションアイテムが少ないため、シーンやファッションに合わせて時計を選びたいもの。
腕時計はかなりの確率で相手から見られるアイテムのため、ビジネスシーンでKYなミッキーマウス時計や派手なG-SHOCK、年齢にそぐわない時計を身に着けていると、相手に奇異な印象を与えてしまうのです。
セイコーSEIKOの逆輸入モデル
楽天やアマゾンでセイコーのクオーツ式腕時計を検索すると、「逆輸入」と表記されたモデルが数多くヒットします。ところが、これらは全て逆輸入モデルではなく「輸入モデル」も入り混じっています。
・日本で物を製造して海外へ輸出し、それを日本に輸入すると「逆輸入」品。
・海外で物を製造して、それを日本に輸入すると「輸入」品。
セイコーの海外の工場でクオーツ式腕時計を生産し、それらが日本に輸入されているモデルも数多いのです。この輸入モデルはコストパフォーマンスが高いのが特徴。
本物であればセイコーのムーブメントが使用されているため、クオリティに何ら問題はありません。
輸入モデルの修理
輸入モデルの唯一の欠点として、リューズとボタン類、ベルト・バンドが故障、破損した場合、修理が難しいようです。
今回、管理人が電池交換を依頼したセイコーのクロノグラフの型番は
「4T57-00C0」
前半の「4T57」はムーブメントの型番を意味し、後半の型番「00C0」は時計の文字盤の色やカラーアクセント、ベルトの色等によって変わってきます。
時計店であれば、セイコー腕時計の型番一覧マニュアルを持っているはず。管理人が使用しているセイコーのクロノグラフは2017年版セイコー型番マニュアルに記載されていないことからも、この腕時計は明らかに「輸入モデル」なのです。
腕時計のリューズやボタン類は使用環境によっては意外と錆びやすく、動きが悪くなったり固着してしまうとパーツを交換するしかありません。
時計店で同じ寸法のパーツが見つかれば、デザインに違いがあっても代替は可能。
何か思い入れがある腕時計であれば、修理する人がいるかもしれません。ただ、セイコーの輸入モデルは比較的買いやすい価格設定ということもあり、修理が不可となれば、新たなモデルを検討するのも楽しみの1つです。
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FOSSIL(フォッシル)
管理人が所有している腕時計の中の1つがFOSSIL(フォッシル)。
これはアメリカのシアトルで購入した米国ブランドのクオーツ式クロノグラフ腕時計。購入時期は2001~2002年あたり。価格は150ドル前後と記憶しています。購入から随分と年数が経過しています。
当然、小傷は目立つものの、電池交換を繰り返しながら信じられないほどの長寿命。(ムーブメントは日本製)複数の腕時計を使い分けると、かなり長期的に使えます。セイコーやシチズンのJapanムーブメントであれば、故障知らずで長い期間、時を刻んでくれます。
腕時計の防水性能
新品の腕時計を購入後、1度でも電池交換すると防水性能が低下します。時計をはめたまま水仕事なんてしたら即、故障原因に。汗が原因でリューズやボタンの軸部分が錆びついてしまうことも多々あります。
腕時計の文字盤や裏蓋にプリント or 刻印されている「WATER RESISTANT 100m」といった防水性能は新品時の性能であって、年数経過とともに防水性能は低下していきます。
この原因は、腕時計の裏蓋やリューズに使われているゴム製パッキンが劣化してくるため。
しかも、この「100m」は「新品時、100mの水深圧力でもOK」という意味。強い水圧や水泳には「?」だと思います。
腕時計の防水性能を維持したいのであれば、定期的にオーバーホールを依頼するしかありません。
それ以外の場合、新品から年数が経過している腕時計の防水性能は大幅に低下している前提で使用することで、かなり長期的に使用できます。
セイコーファイブ/SEIKO 5
あと、セイコーブランドの中で定番は「セイコー5」。
機械式腕時計の「セイコー5」は1960年代に誕生し、今もなお海外市場で流通している長寿ブランド。セイコー5は日本に輸入されていることもあり、検索すればいくらでもヒットします。
コストパフォーマンスが高い自動巻きの機械式腕時計として、
「セイコー5/SEIKO 5」
「オリエント/ORIENT」
は知られたモデル。
セイコー5の安価なモデルは1万円未満で流通しているものの、デザイン、クオリティ、高いコスパの3拍子が揃っています。
機械式腕時計は内部パーツの軸受け部のオイルが徐々に劣化してくるため、オーバーホールに出すかどうか微妙な判断に迫られます。しかし、1~2万円のセイコー5に数万円出してオーバーホールに出すのは意味不明です。
この手のコスパが高い機械式腕時計はリューズの不具合や時間の狂いが気になりだしたら、次のモデル購入を検討するのも楽しみの1つです。
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Fossilフォッシル腕時計の電池交換とオーバーホールを時計店に依頼
おはようございます。
放電しきって電池が切れたまま腕時計をほったらかしにすると液漏れを起こして故障するとは初めて知りました。いつも腕時計を付けている自分としては今後の腕時計の管理の仕方に気を付けたいと思います。情報公開有難うございます。
Hello
電池の液漏れは困ったものです。
時計の電池が切れたら、早めの電池交換をお勧めします。