管理人が今まで3年弱、日々を共にしてきた”iPhone 6s”の引退の日がやってきました。
かつて、管理人はiPhone 4sを4年にわたり愛用していました。思い起こせばガラケー時代、2年毎に機種変更を繰り返してきたのに、iPhone 4sに切り替えてから4年間も愛用していた理由。
それは、iPhoneのUIが優れているから。
不満が無い。
各操作の画面の動きが滑らかで、痒い所に手が届いた設計。時々、iOSのアップデートすることで問題無し。本体がフリーズしたり落ちた記憶もありません。
Contents
iPhone 6sの不具合
ある日を境に管理人の愛機iPhone 6sが再起動を繰り返したり、突然落ちてしまい、電源を入れても起動しない現象が発生したのです。iOSのバグなのか、使用しているアプリに問題があるのか?ただ、怪しいアプリは未使用だけど。
そこで、PCのiTunesを起動して純正ケーブルでiPhone 6sに接続したところ、iOSのアップデートが可能との表示。そこで、iOSをアップデートをしたところ、iPhone 6sが奇妙な動作をし始めたのでした。
今まで、定期的とまではいかないものの、月に何回かは(週1くらい)iTunesでiPhoneのデーターをバックアップしてきました。
日常的にPCのUSBでiPhoneを充電しているため、バックアップ作業にたいした手間はかからないのです。iTunesを起動して、バックアップボタンをクリックするだけ。
iPhoneに万一の事があっても、最終バックアップ日までの状態に復元できます。
2018年7月に入り、日に日にiPhoneの動作が悪化していき、その日から数日間、愛機iPhone 6sとの格闘が続いたのでした。
iPhone6sとの格闘 – プロローグ
My iPhone 6sの動作が怪しいため、念のためアップルサポートに電話してみました。この世のサポート関係の電話はなかなか繋がらないのが常識ということもあり、電話が繋がれば御の字という気持ちで電話してみたのです。
アップルサポートのWeb画面に2分待ちとの表示。
画面の空欄に自分の氏名と電話番号、Emailアドレスを入力して送信すると、即アップルから電話がかかってきたのです。少々、驚きとともにiPhone 6sの不具合状況を説明し、サポート担当者からアドバイスをいただいたのでした。
iOSのアップデートが上手くいかない原因は複数ある模様。
アップルサポートのWebに書かれている内容を一通り確認し、それでも上手くいかない場合、方法の1つとして、別のPCでアップデートしてみると上手くいく可能性があるとのこと。
また、アップデートやiPhoneの復元がうまくいかない場合、セキュリティソフトが悪さをしている場合があります。(Windows Defenderを含めて)その場合、一時的にセキュリティソフトをOffに。
あと、純正以外の充電ケーブルは不具合が出る原因の1つのようです。
そこで、別のPCでアップデートしてみたところ、スムースにiOSのアップデートが完了したのでした。
翌日
翌日の朝、iPhone 6sのホームボタンを押しても画面がウェイクアップしない。iPhoneが落ちている。電源ボタンを長押しして、画面中央に白いアップルマークが表示され、しばらくすると起動しました。
しかし、画面がフリーズしていて、アプリアイコンをタップしても反応が無いのです。益々、動作が怪しくなってくるではありませんか!?
そして、しばらくするとiPhoneが落ちています。再び起動してみても、画面表示が異常でアプリアイコンが一部しか表示されないOut of controlの状態。
とても使い物にならないため、その日はiPhoneを休ませたのでした。
今のうちに前準備
翌日、再びアップルサポートに電話して相談してみると、iPhone本体の故障も考えられるとのこと。電話口の担当者がiPhone修理を受け付けているビックカメラを紹介してくれて、点検修理の予約をしてもらいました。
何とも、ご丁寧な対応。
その日、なぜかMy iPhoneは普通に起動して各種アプリやLINEの使用も可能。時々、落ちてるけど。
「灯滅せんとして光を増す」ということわざがあるように、ロウソクの火が消える前に一瞬パッと明るくなります。
iPhone 6sよ、ついに・・・か?
と思いつつ、これは最後のチャンスと思い、iTunesでiPhone 6sのデータをバックアップ。バックアップデータはPCのHDDに。そして、LINEラインの引き継ぎ準備が必要です。
そうです。
My iPhone 6sは既に終末期を迎えていると察していたのです。
もう少し、がんばってくれ・・・
LINEラインアカウントの引き継ぎ準備
前置きが長くなってしまいましたが、スマホの機種変更の際、LINEアカウントの引き継ぎは大切な作業。
管理人にとって、LINEラインの友達情報が財産。
相手の電話番号を知らなくても、LINEラインで繋がっている友達が結構いるのです。もし、LINEラインの友達データが消失してしまったら最悪です。それだけは絶対に回避したく、最期を迎えつつあるMy iPhoneにはLINEの引き継ぎ準備が必須の作業。
※以下は、旧型iPhoneから新型iPhoneへ機種変更する場合の手順。
※iPhone ⇒ Android、Android ⇒ iPhoneへ機種変更する場合、以下の作業が当てはまらないと思いますのでご注意ください。
※LINEの画面表示は、Ver.アップにより変わることがあります。
【Step 1】
LINEラインアプリのアイコンをタップして、友だち画面に切り替えます。
画面左上のダイヤルマークをタップ。
【Step 2】
[アカウント]をタップ。
【Step 3】
アカウント画面で「メールアドレス」を入力し「パスワード」を設定します。
【Step 4】
前の画面に戻り、[トーク]をタップ。
【Step 5】
[トークのバックアップ]をタップ。
【Step 6】
トークのバックアップ画面で[今すぐバックアップ]をタップ。
iCloudを使っていない場合、[設定] > [自分の名前表示メニュー] > [iCloud]で [iCloud Drive]をONにしておきます。
この作業でLINEラインのトーク履歴がiCloudに保存されます。
【Step 7】
(重要)
au, docomo, softbankの店舗でiPhoneからiPhoneへ機種変更する当日、以下の操作が必要です。
店舗の店員が「うちとLINEラインアプリは直接的に関係ありません。」という事務的な態度を取りますけど、必ず機種変更の日に以下の設定をします。
店員がタブレット操作で旧iPhoneの通信をシャットダウンするまでに以下の設定が必要です。
[アカウントの引き継ぎ]をタップ。
アカウント引き継ぎ設定画面の[アカウントを引き継ぐ]のスライドボタンをONにします。
設定後、36時間以内に新型iPhoneで引き継ぎ作業をする必要があります。
機種交換か機種変更か
iPhone点検の予約当日、ビックカメラのAppleブースでMy iPhone6sを点検してもらった結果としてエラー記録が多々あり、本体故障との判断でした。
やっぱり。
iPhone 6sを同モデルに交換する場合、36,000円overの費用。その場で結論を出すのは保留にして、店内のスマホカウンターで店員に相談してみました。
在庫商品はiPhone 8、iPhone 8 Plus、iPhone X。iPhone 8ならばサイズが6sと同じで値ごろ感があることもあり、iPhone 8に決定。新しい料金プランを適用することで、月額費用が2,000円以上は安くなります。
(各キャリアの料金プランは変更されたり、新料金プランが出てきます。1年に1~2回は携帯ショップで過去の通信量、通話時間、月々の料金をチェックした方がいいですね。通信量や通話時間によっては、別のプランを選択する方がトクな場合があるので。)
今回、36,000円以上も支払って機種交換する意味はありません。
結果として、次の愛機は「iPhone 8(64GB)」に決定。
当日、旧機を持ち帰り、早速iPhone 8本体の初期設定。
次にiPhone 8をiTunesに接続して、iOSのバージョンアップ。そして、iPhone 8の復元作業です。(旧機は最寄りのau店で引き取ってくれるとのこと。)
データ移行のまとめ
結果として、LINEラインのデータはトーク履歴を含めて、問題無くiPhone 8へ引き継ぎが完了しているようです。電話帳の連絡先データ移行も問題無いようです。au関係のアプリアイコンがいくつか消失していますけど、これらはダウンロードすればいい。
概ね、今回のiPhone 6sからiPhone 8への機種変更に伴う前準備を含めた復元作業は成功でした。ただ、旧型iPhoneから新型iPhoneへ機種変更の際、アプリ関係の復元は完璧とは言えないようです。
また、古いiPhoneから最新モデルへ機種変更すると、データ移行の際、予期できない問題が発生することがあります。管理人が4年使用したiPhone 4sから6sへ機種変更した時、メモデータが消失してしまった経験があります。
そのあたりは、目くじらを立てずにゆるーく流すしかありません。
重要なデータはスマホではなく、GmailのようなWebメールに残しておいた方が安全だと思います。
スマホに依存した生活の中で機種変更の際、大切なデータが消失してしまう可能性がゼロとは言えません。その点を踏まえて、スマホはあくまで情報端末として位置付けるくらいが丁度いいでしょう。
あと、アプリをインストールしていくと、ほとんど使わない、あるいはまったく使わないアプリの数も増えていきます。これらがスマホのストレージ容量を圧迫して、スマホの動作が重く不安定になりがち。
あと、写真と音楽データのファイルは重く、これらも容量を圧迫します。
iPhoneの容量が大きくなったこともあり、今となってはミュージックプレイヤーとしても十分使えるレベルになりました。しかしながら、管理人はリスクヘッジと快適なスマホ環境のために、音楽情報は昔のiPod classicに入れて使用しています。
iPhone愛用者であれば、将来的に必ずiPhoneの機種変更の日がやってきます。その時、iPhoneのデータ移行作業に神経を使い、少々振り回される時代。それだけ、日常的に複数のアプリと膨大なデータを使うのがごく普通の時代と言えますね。
P.S.
iPhone 8はiPhone 6sに比べてバッテリー容量が1,715mAhから1,821mAhへと増えています。iPhone 8に買い替えて、数値以上のバッテリーの余裕と持ちの良さを感じます。もちろん、3年弱iPhone 6sを使用してきたため、それなりのバッテリーの劣化はあるでしょう。
アップルはiOSやwatchOSを搭載したデバイスの想定寿命は3年と公式発表しています。Appleはメーカーとして、なんとも旨味があるビジネスモデルを構築しています。確かにスマホを3年使用すれば、バッテリーの持ちが悪くなってきます。
スマホの買い替え、機種変更タイミングについては、いろいろな意見が飛び交っていますけど、新機種に変更して2年以内に買い替えるのは微妙。旧iPhoneを高く買い取ってくれる業者があれば、話は別ですけど。
そして、iPhoneを3年以上、4年と使用を続けると、バッテリーの劣化や動作が重くなる問題、機種変更時のデータ移行のリスク等が懸念されます。一概に何年で機種変更が適切なのかは難しいところ。
個人的には、iPhoneの機種変更のタイミングは2~3年が適切なのではと思っています。
Write on July 12, 2018
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こんばんはです。
わたしのiphone5sもそろそろ逝きそうです><
こんにちは。
iPhoneが逝く前にデータ移行の準備を…
こんばんは、ブログランキングから来ました。
私も、少し前に同じところで苦労しました。
記事わかりやすくていいですね。
又訪問しますね。
こんにちは。
コメントありがとうございます。
お早うございます。
今年になってLINEを使っています。今から1、2か月後に機種変更をしようとしている自分にとってはLINEのデータの引継ぎを説明して頂けるのは有難いです。情報公開有難うございます。
こんにちは。
いつもコメントありがとうございます!
LINE愛用者にとって、スマホの機種変更時のデータ引き継ぎは一大作業ですね。
こんにちは。
ブログランキングから来ました。
今はLINEラインは、生活に欠かせないものになっています。
端末が壊れたりして、データが移行できないと大変です。
参考にさせていただきます。
応援して帰ります。
こんにちは。
コメントありがとうございます。LINEのデータは大切ですね。
ブログランキングからきました!
なんかトラブル多いですよね・・。
ほんとにその場に置かれると困ってしまいます。
ご丁寧な解説ありがとうございます。
応援して帰りますね。
こんにちは。
コメントありがとうございます。