事業主は仕事で自動車を使用するならば、税法上、取得費、税金、保険、駐車料金、燃料費、修繕費は全額経費で落とすことができます。
厳密には、現金で新車を購入した場合、取得価格に90%を掛け、それを6年にわたって減価償却していきます。税法上、自動車の耐久性は6年。
リースを選択すると、金利を含めた月々のリース代金が全額、損金に算入できるため経理処理が楽ではあります。経営者によっては、この方法を選んでいることでしょう。
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税金だらけの自動車
新車購入時にディーラーの営業マンが作成する見積書を眺めると、諸経費の多さに気付くはず。思いつくだけで、これだけの諸経費がかかります。
[新車取得時の諸経費]:
自動車税
自動車取得税
重量税
消費税
自賠責保険
納車費用
登録代行費用
リサイクル料金
自動車は動産であり、耐久消費財。
耐久消費財の中で、自動車のように全国的な中古価格相場が形成されている物が他にあるでしょうか。大型冷蔵庫や高性能パソコン、大型液晶テレビを買っても、古くなった中古品はリサイクル店で二束三文の扱い。あるいは、ただの粗大ゴミ。
それらを処分するためには、逆に処分費用がかかってしまいます。
中古価格が形成されるということは、それだけ中古車に対する需要が多い証拠。よって、中古車価格は需要動向によって上下します。
程度のいい中古車をなるべく安く買いたいならば、人気の無い中古車やボディカラーを狙えばいいのです。
車両登録後、1~2年で大きく値落ちする
時代と共に、世間が関心を向ける自動車は変化していきます。ドッカンターボ車に人気が集まった時代もあれば、ワゴン、4WD、ミニバン、SUVという具合に人気車種は変わっていきます。
2021年現在、相変わらずハイブリッドカーやコンパクト、軽に人気が集まっています。今後も燃費のいいECOカーの引き合いが強く続いていくことでしょう。
先のように、自動車市場には中古価格相場が形成されています。
いつの時代でも、ごく一部のクルマを除いて新車登録後1~2年以内の値落ち率が一番大きい傾向があります。
富裕層が乗る大型輸入外車ともなると、登録した瞬間に100~200万円は値落ちするモデルもあります。よって、利益が上がっている事業者は節税対策として、新車でメルセデス・ベンツSクラスやBMW7シリーズでも購入して、仕事で使えばいいのです。
安心を買うならディーラー認定中古車
会社員は給与明細の総支給額から健康保険、厚生年金、雇用保険、所得税、市(区)民税を引かれた手取りのお金から自動車を購入することになります。自動車を買う時も、節税の余地はまったくありません。
お金を合理的に使う前提で考えれば、新車を買うより、新車登録後1~2年経過している中古車を買った方がトクすることが多いのです。
更に、ディーラー認定中古車なら安心感が違います。認定中古車は相場より値段が少々高いものの、それだけクルマのクオリティが高い証拠。
日本車でも輸入外車のディーラーでも看板を背負って営業している以上、不安要素があるような過走行車を認定中古車として販売できません。
新車登録後1~2年以内の自動車ならば、オドメーターが示す走行距離は1~2万km以内が多い。コンディションは新車と変わらないし、慣らし運転が完了していてむしろクルマの調子がいいくらい。
もちろん、グレードやボディカラー、シート素材、その他のメーカーオプションパーツにこだわりがあるオーナーは新車を選べばいいのです。それ以外でしたら、ディーラー認定中古車は安心を含めた意味でお買い得だと思います。
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