タイヤの指定空気圧はドア周りのステッカーで確認できます。欧州車の場合、給油口の蓋(裏側)にステッカーが貼られていることもあります。
セルフのガソリンスタンドを利用するオーナーが増加し、タイヤの空気圧管理はオーナーに委ねられています。
タイヤの空気圧が不足していると百害あって一利なしのため、タイヤの空気圧に気を配りたいものです。
タイヤの空気圧はキロパスカル表示
ネット上では、空気圧の単位がかつてのキロ(kgf/cm2)で書かれている記事が散見されます。かつてはキロ(kgf/cm2)表示であったものの、今日ではキロパスカル(kPa)が主流。
ちなみに、指定空気圧のステッカーには「kPa(キロパスカル)」と「kgf/cm2」が併記されていることが多いようです。
ドア周りに、このようなステッカーが貼られています。
このタイヤ空気圧ステッカーでは、「前輪230kPa」「後輪220kPa」。車種によって指定空気圧が前輪と後輪で異なる場合があります。
月に1回はタイヤの空気圧点検
タイヤの空気の減り具合はタイヤのブランドや季節等の諸条件によっても変わってきます。やはり、月に1回はエアーチェックしたいもの。
あと、自動車のグローブボックスやトランクにエアーゲージを入れておけば、いつでもどこでも点検ができます。エアーゲージは手頃な価格で入手できます。
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タイヤの偏摩耗対策
指定空気圧を守っていても、タイヤが偏摩耗する場合があります。また、ホイール・アライメントが正常でも、タイヤの偏摩耗が見られることもあります。
これは、クルマのボディ形状、オーナーのドライブスタイル、そのクルマ独自の既定アライメントが関係している場合もあります。この場合、空気圧を変えることで、タイヤの偏摩耗をある程度予防できます。
・タイヤの両サイドが摩耗している場合(エアー不足)
↓
指定空気圧 + 20~30kPaほどで設定。
・タイヤのアウター(外側)ショルダーが片減りしている場合
↓
指定空気圧 + 20~30kpaほどで設定。
・タイヤのセンターが摩耗している場合(エアー過多)
↓
指定空気圧前後までエア圧を下げる。
ミニバン系は車体の重心が高いためロールしやすく、乗り心地が犠牲にならない範囲でサスペンションを固めざるを得ません。
それでも、背が高い乗り物は物理的にロールしやすいため、結果的にタイヤのアウターショルダーが片減りしやすい傾向があります。
アジアンタイヤの中にはケーシング剛性が低いものがあるため、ミニバンにそのようなタイヤをチョイスすると片減りが進みやすいかもしれません。
対策として、
ケーシング剛性が高めのタイヤを選ぶか、もしくはミニバンのタイヤは消耗品と割り切って、リーズナブルなアジアンタイヤをローテーションしながら上手く使っていく方法もあるでしょう。
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据え切りを繰り返すと、タイヤの偏摩耗に繋ります。
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こんにちは
ゆっぴと申します。
失礼します。
私はこの前セルフのガソリンスタンドに行き
自分でタイヤの空気を入れる際に初めて
タイヤの空気圧がドアのところにシールが貼ってあって
表示されてるのに気付きました。
前輪と後輪が空気圧が違うこともその時に知りました。
今では、セルフガソリンに行って自分でタイヤの空気入れれます。
安全なカーライフのためにも、タイヤの空気圧に気を配りたいですね。