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あなたはスーパーマーケットやショッピングモール、ホームセンターなどの駐車場で、ヘッドライトの黄ばみや曇りが目立つ自動車を見かけませんか?
青空駐車で古い車ほど、ヘッドライトカバーの劣化が進んでしまう傾向があります。
現代の自動車にとって、ヘッドライトカバーの劣化は避けることができない問題。ヘッドライトの曇りや黄ばみが酷くなると、最悪、車検に通らなくなってしまいます。
そこで、管理人が昔から実践してきた、なるべくヘッドライトの曇りや黄ばみを予防、防止する方法をご紹介します。
Contents
ヘッドライトのレンズはポリカーボネート製へ
2,000年あたりから、自動車のヘッドライトのレンズは高いデザイン性と耐衝撃性、軽量化、コストダウンなどの理由からか、その多くがガラス製からポリカーボネート製に切り替わりました。
昔からポリカーボネートはRC/ラジコンカーのボディに使われてきた素材。RCカー好きな方でしたら、お馴染みのポリカボディ。
ポリカーボネートは非常に透明度が高く、軽くて衝撃に強く、成形の自由度も高い素材。
2,000年あたりから、自動車のヘッドライトがより立体的なデザインへと変化していきました。
ポリカ製のヘッドライトならば、ガラス製では有り得ないような立体的なデザインを可能にします。
ポリカ製のヘッドライトは自動車のフロント周りのデザインに大きく貢献してきたのです。
ポリカーボネイト製のヘッドライトは自動車のデザインに革命をもたらしたと言っても過言ではありません。
しかし、同時にヘッドライトカバーの黄ばみや曇りの問題を抱えています。
自動車部品の中で、ヘッドライトは重要保安部品。ヘッドライトカバーの黄ばみや曇りは確実に夜間の照度低下をもたらします。
しかし、だからといって、気軽にヘッドライトを交換するわけにもいきません。ヘッドライトユニットは1万、2万円のパーツではありません。
近年、LEDヘッドライトを採用した自動車が増加傾向にあります。プレミアムカーのLEDヘッドライトともなると、各LEDを個別にコントロールする高度な機能が内蔵されています。
欧州のプレミアムカーともなると、LEDヘッドライトが片側だけで20~40万円。
多くのドライバーにとって、ヘッドライトのレンズが曇ってきたからといって、気軽にライトを交換するわけにはいかない時代。
そもそも、ガラス製ヘッドライトが主流の20世紀までは、ヘッドライトカバーが劣化するという概念すらありませんでした。
ヘッドライトの黄ばみ&曇り予防、防止方法
そこで、当ブログの管理人が長年、実践してきた「ヘッドライトの「黄ばみや曇り」を予防する簡単な方法」をご紹介します。
それは、これだ!
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自動車を南向きに駐車しないこと。
たった、これだけ。
自動車を南向きに駐車すると、ヘッドライトは朝から晩まで太陽光の紫外線を浴び続けます。
ポリカーボネートの表面にコーティング処理がなされているものの、太陽光の紫外線によるヘッドライトカバーの黄ばみや曇りの劣化は避けられません。
軽自動車からコンパクトカー、ミニバン、輸入外車まで、ことごとくヘッドライトカバーの劣化が見られます。
ライトカバーの劣化を予防するためには、なるべくヘッドライトに直射日光を当てないようにするしかありません。
ヘッドライトの黄ばみや曇りの予防に効果有り
上の写真は新車登録から4年経過した三菱アイ(i)のヘッドライト。
この車両は青空駐車で雨ざらし日ざらしの環境下で使われています。ヘッドライトの曇りを予防するために、この車両は365日、ボディ(ヘッドライト)を北向きにして駐車しています。
一見、ヘッドライトカバーに黄ばみや曇りは、ほぼ確認できないと思います。
写真では分かりにくいものの、ヘッドライトカバーに顔を近づけて、よーく観察すると、表面に汚れのようなものが点在していて劣化は始まっています。
ヘッドライトカバー上部の劣化がわずかに進行しています。これは、三菱アイを北向きに駐車しても、太陽光がライトの上部に当たるのが原因と考えられます。
なお、夜間のヘッドライトの照度は新車時と比べても変化は感じられず、今のところ、安全性には何ら問題はありません。
駐車方法により、新車から4年前後でヘッドライトの劣化が進行する
管理人の経験上、常に自動車を南向きに駐車していると、ヘッドライトカバーが新車から4年前後で劣化が進んできます。
その時点で表面のコーティング膜の剥がれが一部見られ、表面がわずかに曇り始めてきます。
これは、長い期間の実験結果の結論です。
常時、自動車を北向きに停める、または、なるべくヘッドライトに直射日光を当てないようにすれば、ヘッドライトカバーが劣化する進行度を遅くすることは可能です。
こちらを立てれば、あちらが立たず
この駐車方法を実践すると、車体後部のプラスチックパーツの劣化が進みやすくなります。ただ、リヤウイング等のプラスチックパーツの表面が劣化しても、要は機能面に問題が無ければいいのです。
こちらを立てれば、あちらが立たずながら、重要度から言えばヘッドライトの機能性が優先します。
ヘッドライトの曇り対策
ヘッドライトの黄ばみや曇りが気になる場合、ケミカルや黄ばみ取り、除去剤の出番。洗車後、ボディがピカピカに輝いていても、ヘッドライトが曇っていると、車がみすぼらしく古く見えてしまいます。
FW1クリーニングWax
管理人が愛用しているのは、この艶出しスプレー。ヘッドライトの曇りが軽度であれば、この製品でそこそこ曇りが目立たなくなります。
また、この製品は持続性が高いため、3~4ヶ月に1回、ライトに塗布しています。今のところ、ヘッドライトの曇りは進行していないようです。
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WAKO’S/ワコーズ、ハードコート復元キット
次に、ヘッドライトの曇りや黄ばみが更に進行している場合、WAKO’S/ワコーズのハードコート復元キットが使えます。WAKO’Sは多くの自動車や二輪車の整備工場で愛用されている信頼のブランドです。
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ワコーズ HC-K ハードコート復元キット ヘッドライト用下地処理&コート剤V340
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鉄板の最終手段
ヘッドライトカバーの黄ばみや曇りを取り除き、その状態を4~5年はもたせる方法として、ウレタンクリア塗装が鉄板だと考えられています。
サンドペーパーでヘッドライトカバーの黄ばみや汚れを研磨し、ウレタンクリアで塗装します。
器用な方は、DIYで可能かもしれません。
しかし、ヘッドライトは目立つパーツのため、失敗は許されません。
ヘッドライトの黄ばみや汚れがきちんと除去されず、更に塗装の段階で失敗すると、無残な仕上がりとなってしまいます。
DIYの自信が無いならば、やはりプロの板金塗装屋さんに依頼するのが確実です。
【参考DIY】
※以下、自己責任でお願いします。
■Step1
ヘッドライト周囲を養生します。塗装するため、ボンネットとフェンダー、バンパー、フロントガラス、ドアガラス、屋根まで確実に養生します。
■Step2
ダブルアクションの電動工具に必ずクッションパッドを取り付けてサンドペーパーを取り付けます。
サンドペーパーは500番、または、600番からスタートし、シリコンオフをスプレーしてクリーニングします。次に、800番で仕上げて同様にシリコンオフをスプレーして仕上げます。
ここで更にペーパーの番手を上げて、1500番→Next→2000番という具合に順番で磨くと、塗装後、クリア層が剥がれやすくなります。最後は800番で仕上げた方が塗装が剥がれにくくなります。
■Step3
ウレタンクリアの塗装に入ります。
1回目は軽く塗料を乗せる程度にして、その後、2回に分けて塗装します。
塗装は外気温と湿度によって乾き具合が異なります。塗装面を観察しながら塗装→乾燥を繰り返します。
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Rewrite on May. 15 2020, May. 24, 2018, November. 24, 2017, August. 26, 2017, October 17,2020
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