管理人の家の郵便ポストに三菱自動車から1通の郵便物が届いていました。
リコール通知
内容によると、
「三菱アイ(i)のエンジン冷却系のコンデンスタンク(冷却水内の気泡を分離するための装置)において、 エンジンを高回転で運転すると気水分離機能が適切に働かず、冷却水が溢れ出ることがあります。 繰り返し冷却水が溢れ出し、冷却水が不足したまま使用すると、オーバーヒートが発生し、最悪の場合は エンストして再始動できなくなるおそれがあります。」
とのこと。
早めに対策部品への交換を依頼した方がいいと思い、早速ディーラーに問い合わせました。部品は既に用意されていて、いつでも作業ができると言う。
作業時間は1~2時間ほど。そこで、ディーラーに予約を入れました。
コンデンスタンクの交換完了
当日、アイを預けて、夕方には作業が完了しました。後日、リヤのエンジンルームを開けてみると、真新しいコンデンスタンクが白光りしています。
三菱アイはMRですが、実質RRに近いMR。よって、エンジンルームを点検する時は、リヤゲートを開けて分厚い吸音材をめくり、エンジンルームにアクセスするための蓋を開ける必要があります。
この蓋は4つの「蝶ネジ」で固定するような仕組みになっているため、少々脱着作業が面倒です。
一般車両のようにフロントのエンジンフードを上げて点検というわけにはいかないため、開けるのが億劫になってしまかもしれません。
かといって、イエローナンバー車に手軽に開閉できる凝った設計の「蓋」を与えるのは難しかったのでしょう。
ユニークなマイクロカー
三菱アイの生産は2013年に終了しています。アイは、他のイエローナンバー車とは一線を画す設計で、独創的な軽自動車。他の自動車メーカーはアイのような奇抜な?自動車の製造販売は絶対にできないでしょう。
ラゲッジルームの容積や後席の広さを優先するならば、背高ノッポの他車にメリットがあるかもしれません。しかし、カーライフの中で、それらが第一優先しないのであれば、アイは今をもってしても魅力的なクルマだと思います。
下駄クルマとして中古のアイを購入して、乗りつぶすまで付き合うのもいいでしょう。もう、このようなユニークなマイクロカーは世界中のどの自動車メーカーからも出てこないでしょう。
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