ブリヂストン/BSのスタッドレスタイヤと言えばブリザック。ブリザックのブランドイメージと知名度は高く、「ブリザック」という商品名そのものが効きそうな響きがあります。
ブリザックは誕生以来、30年以上の歴史があり、パウダースノーからアイスバーン、水分が多い雪まで日本の雪をよく知っているブランドの中の1つとして知られています。
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ブリヂストン、ブリザックの歴史
ブリヂストンは1988年、発泡ゴムを採用したスタッドレスタイヤ、BLIZZAK/ブリザックPM-10を発売しました。その後、ブリザックは3~4年のサイクルでモデルチェンジ、またはマイナーチェンジを受けてきました。
1997年、連鎖発泡ゴム MZ-02
2000年、メガ発泡ゴム MZ-03
2003年、レボ発泡ゴム REVO 1
2006年、レボ発泡ゴムZ REVO 2
2009年、レボ発泡ゴムGZ REVO GZ
2013年、ブリザックVRX
2017年、ブリザックVRX2
2021年、ブリザックVRX3
スタッドレスタイヤの氷上性能の進化
管理人が最初に購入したスタッドレスタイヤはブリザックPM-30でした。その当時、まだスタッドレスタイヤは初期段階であったこともあり、新雪や圧雪以外の路面では、お世辞にも安心とは言い難い性能でした。
しかし、ブリザックMZ-02あたりから、氷上性能の進歩が見られ始めました。
近年、スタッドレスタイヤの性能向上に伴い、豪雪地帯を除く地域において、あえて4WD車を選択する理由が薄らいできているような気がします。
何故なら、普通のFFにスタッドレスを履き、ラゲッジルームにタイヤチェーンを積んでおけば、多くのシーンにおいてまず問題が無いからです。
信頼の厚いブランド、ブリザックVRX2
歴史的にブリザックシリーズは多くのユーザーからの信頼の厚いブランド。
ブリザックVRXは左右非対称パターン、そして、新開発アクティブ発泡ゴムを採用しています。更に、氷上性能を向上させ、タイヤの転がり抵抗の低減にも余念がありません。
BSのスタッドレスはドライ、ウエット路面、新雪、圧雪、凍結、シャーベット路面の性能、そして3、4シーズン目の性能が総合的にバランスしているのが特徴。
ブリザックはアイスバーン性能を重視していることからも、降雪地であればブリザックを候補に入れるオーナーも数多いでしょう。
なお、ブリザックはコンパウンドが特殊で柔らかいこともあり、舗装道路の走行が多いと寿命が短めになる傾向があるという声が少なくないようです。これは、トレードオフの関係。豪雪地帯でこそ、ブリザックの本領を発揮できると言えるかもしれません。
ブリザックの販売価格は他のブランドより若干、高い傾向はあるものの、氷上性能のグリップ力と安心を求めるドライバーが指名する伝統のブランドです。
2021年、ブリザックVRX3が登場したものの、まだ市場には旧VRX2の在庫が残っています。全国のタイヤ販売店は、当然ながら旧VRX2の在庫を処分したいもの。
BSのブリザック派がコスパを考えるなら、旧ブリザックVRX2が狙い目かもしれません。
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