カーナビは行き着くところまで来た感があります。ところが先日、カー用品店でカタログを入手して眺めてみると、まだまだ技術が進歩しているようです。
パイオニアから、戦闘機のコックピットを連想させるようなナビがリリースされ、他メーカーからは、BIG画面モデル+専用化粧パネル、スマホのように地図の拡大、縮小をピンチアウト/ピンチインできるモデル、音質に磨きをかけたハイレゾ対応モデル等々、ますます商品性に磨きがかかっています。
カーナビは、HDD(ハードディスク)、メモリーナビ、PND、スマホナビの4つに分類されます。
HDDナビ(ハードディスクナビ)
ハードディスクドライブを内蔵したカーナビはハイエンドモデル。
価格はそれなりということもあり、その機能はフル装備。およそ考えられる機能は全て盛り込まれているため、どのモデルを購入しても不満を感じることは少ない・・いえ、無いはずです。
ナビが通信システムを利用して、複数のパラメーターを基にしながら、その時に最適なルートを選んでくれます。結果として、合理的な経路で短時間で目的地に到着できます。
HDDの容量は40~80GBと大容量ですから、建物が3Dで表示されて視認性が大幅に向上します。
高速道路のサービスエリアに入ると、その敷地内の詳細情報を画面に表示する機能や周囲の観光地情報等、HDDならではの情報量は圧巻です。
まとめるとHDDナビは次のようなドライバー向き。
・画質にこだわりたい。
・とにかく渋滞を避けて、合理的な経路で目的地まで行きたい。
・HDDに音楽情報を入れたい。
・AVにこだわりたい。
・高度な音質調整機能を使いこなして、車内でいい音に浸りたい。
メモリーナビ
メモリータイプは物理的な稼働部分が無いため震動に強く、操作に対するレスポンスの速さが特徴。
売れ筋のメモリーナビは、5~10万円と敷居がぐっと下がります。メモリーナビは上位機種の性能を引き継ぎつつ、コストパフォーマンスを狙ったモデル。
HDDモデルまでの機能は不要だけど、ルート検索にしっかりした物を求めるならば、メモリーナビが候補として挙げられます。
まとめるとメモリーナビは次のようなドライバー向き。
・HDDのハイエンドモデルを使いこなせない。
・ルート検索は妥協したくない。
・予算は5~10万円。
・音楽はiPhoneやiPodで聴くからHDDは不要。
【Amazon.co.jpでカーナビを購入し、オートバックスで取付OK】
Amazon.co.jpでカーナビを購入し、最寄りのオートバックスで取付が可能。なお、このサービスを利用する上で条件があるので予め確認したい。
・新品商品であること。
・Amazon.co.jpに出店しているストアが販売する商品(マーケットプレイスでの購入商品)は対象外。
・取付車両は国産乗用車に限定。
オートバックスはタイヤ以外にも、ホイール、ETC車載器、カーナビゲーション、TVチューナーアンテナ、カーオーディオ、レーダー探知機、ドライブレコーダー、バックカメラ、サスペンション、マフラー、シート、ステアリング、シートカバーの取付、交換サービスを展開しています。
詳細はこちら。
Amazon.co.jpで購入したカー用品の取付、交換サービス
PND、ポータブルナビ
PND、ポータブルナビは肩肘張らずナビを使いたい人にピッタリ。
2~3万円台で充実したモデルが揃っています。ブランドに拘らなければ、7インチでVICS無しで2万円台。ルート検索機能は必要十分。
PNDは取り付けが簡単で、複数のクルマに付け替えができるのもメリットの1つ。PNDは次のようなドライバー向き。
・たびたびナビを使うわけではないけど、いざという時はナビが必要。
・頻繁に長距離走行するわけではない。
・取り付けが簡単なモデルがいい。
スマホナビ
Google Mapやヤフー!カーナビがそこそこ使えることもあり、スマホナビの利用者は多いと思います。
スマホの画面サイズはカーナビやPNDには及ばず、ルート案内は専用のカーナビには及ばない事があります。メリットはその手軽さです。安全のため、車内にスマホ用ホルダーをセットして確実に装着したい。
・とにかく手元のスマホを有効活用したい。
・最新の地図情報を使いたい。
・あまりナビにお金をかけたくない。
Google play、App storeで入手できる”NAVITIME-カーナビアプリ”の年間使用料は以下のとおり。当然、NAVITIMEカーナビアプリは地図の更新作業も費用も不要。
【カーナビタイム】
Android、iOS
500円/月~(税別)
4,980円/年(税別)
個人でクルマを所有していなくても、会社の営業車を運転する人は多くいます。そのような人にとっても、スマホナビで問題が解決します。
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