蛍光灯からLEDへ-照明器具にポン付けLEDを設置する危険性-要注意!

先日、管理人がホームセンター内を歩いていると、アイリスオーヤマの丸形LEDランプが目に留まりました。

商品のキャッチコピーは「今、お使いの蛍光灯から工事不要で取り換え可能！」。

工事不要の丸形LEDは十分に明るく、価格はずいぶんこなれてきています。最近のLEDは随分まともになってきたと感じます。

我が家では、ここ３年ほど各部屋の蛍光灯を交換していません。そろそろ、各部屋の照明をLED化してもいい時期なのかもしれないと思い、早速ネットで情報を集めました。

ポン付け丸形LEDランプ

アイリスのWebを閲覧すると、ポン付け丸形LEDランプの消費電力は蛍光灯照明に比べて大幅に小さいわけではありません。

アイリスオーヤマ、ECOHILUX 

LEDの寿命は40,000時間前後の製品が多いものの、これはあくまで設計寿命。実際の寿命は使用環境によって変わってくると言われます。

特に、LEDが放熱しにくい環境で使われると、LEDに付随する電子部品が故障しやすくなります。

蛍光灯だって10,000～15,000時間の寿命。

また、蛍光灯器具のトランスは点灯時、5W程度の電気を消費します。

今の蛍光灯器具にポン付け丸形LEDランプを取り付けても、節電効果は大きくはないようです。ただ、LED化により、ランプ交換の手間から解放されるメリットはあるでしょう。

ポン付けLEDを設置の前に

ここで気になるWebページがヒットしました。

このリンク先によると、長期にわたり使われてきた蛍光灯の照明器具にポン付けLEDを設置する際、注意が必要とあります。以下、抜粋。

一般蛍光灯安定器にそのままLED蛍光灯を入れる危険性

近年、一般蛍光灯の安定器にそのまま設置できるLED蛍光灯が販売されております。

既設の蛍光灯の安定器はほとんどの場合は長期にわたり使用されているので、どれだけ劣化いるしているのか不明なままLED蛍光灯を設置すると大変危険です。

また、既設の蛍光灯用安定器および器具は「蛍光管を発光させる為に設計」されておりLED蛍光灯を発光させる為の設計ではありませんので、取り付けるLED蛍光灯に、その問題をクリアするだけの機能を余分にもたせて対応する必要があります。

もちろんLED蛍光灯側（LED蛍光灯管内に内蔵）にも安定器が内蔵されているので、電流が２度も安定器を通ることになり無駄な電力と負荷が掛ります。

（出典）LED照明の注意点

社団法人、日本照明器具工業会の資料によると、既設の蛍光灯照明器具に直管型LEDランプを使用する際の安全性について注意喚起しています。

我が家の蛍光灯器具は長年使われているため、トランスがいつ寿命を迎えてもおかしくありません。照明器具はコストだけではなく、長期的な安全性も大切。

イニシャルコストはかかるものの、器具ごとLEDシーリングライトに交換するのも1つの選択肢。LED照明器具の価格が随分こなれてきたこともあり、器具ごとLEDへ交換する方が賢明でしょう。

器具ごとLEDへ交換すれば、安全性が担保されて安心。

ちなみに、我が家の廊下とトイレ、浴室の照明は全てLEDへ交換済み。残すは、各部屋の照明器具。手始めに、エントランスとリビングの照明を器具ごとLED照明器具に交換しようかと検討の時期に差し掛かっています。

白熱電球はLEDに交換すべき

蛍光灯は頻繁なON/OFFが原因で寿命が短くなります。白熱電球は安価ながら、消費電力が大きく寿命は長くはありません。今や、白熱電球はダイソーなどの100均で見かけるくらいで、他の店舗で白熱電球を見かけなくなりました。

もし、廊下やトイレ、浴室で白熱電球を使用しているならば、明日にでもLED電球に交換した方がメリットがあります。これは、明らかに節電効果があるからです。

LEDはON/OFFに強いため、廊下やトイレ、浴室に最適な照明。

確かに、昔から使われてきたスパイラル蛍光灯は効率が高い照明。

しかし、そろそろ照明の交換時期に差し掛かっていたら、長い目で見ればLED化を視野に入れたい。LEDは以前と比べて性能が上がり、明るさは申し分ありません。

2010年頃、LED電球の価格は60型相当品で3,000円前後でした。そして今や、60型相当品が500～1,000円の価格帯。

トイレや浴室、廊下の照明は短時間の使用のため、LED化によって長期間、明るく照らしてくれるでしょう。

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