春ウコンと秋ウコンの違い-クルクミンの抗酸化&抗炎症作用

コンビニエンスストアに入ると、必ずと言っていいほど「ウコンの力」が陳列されています。この商品を目にするようになってから、随分、長い年数が経過していると思います。

ウコンは二日酔いにいいのでは?というイメージから、今もなおウコン飲料水が売れているのでしょう。

このウコンは春ウコン、秋ウコン、紫ウコンの3種類があり、それぞれ成分に違いがあります。

 

春ウコン、秋ウコン

ウコンは正式には姜黄(キョウオウ)と呼ばれ、これはショウガ科の植物。ウコンはとても美しい花を咲かせる植物。このページのアイキャッチ画像がウコンの花。↑

ウコンには春ウコン、秋ウコン、紫ウコンが有名です。ウコンはクルクミンと精油成分を含み、ウコンの種類によって各成分の含有比率に違いがあります。

 

クルクミンと精油成分の、各々の含有比率は、秋ウコンと類似種の春ウコン、紫ウコンで異なる。秋ウコンはクルクミン含有量が豊富で精油成分には乏しく、春ウコンは精油成分が比較的豊富である。紫ウコンはクルクミンに乏しく精油成分のみの組成になる。 上記にあげた、主な有効成分の他にウコン根茎には、ミネラル(鉄分)などの微量元素や、食物繊維、デンプン、カリウム、ビタミンC、および、カロテンなどが含まれている。

出典:wikipedia – ウコン

 

 

春ウコン

春ウコン-パウダー

春ウコンのパウダーは鮮やかな黄色。黄色の食品は、典型的な抗酸化物質です。

抗酸化物質は体内の活性酸素を抑える働きがあると言われます。年齢とともに抗酸化力が低下するため、食品から抗酸化物質を積極的に摂りたいもの。

他に、抗酸化物質を多く含む食品として、ニンニクが有名です。しかし、ニンニクは臭いの問題があります。その点、春ウコンなら臭いの心配がありません。

春ウコンは秋ウコンに比べて、クルクミンの量は少ないものの、精油成分とミネラルが豊富。春ウコンを口内に入れると、強い苦みを感じることもあり、主に健康食品として流通しています。

 

春ウコン

├ クルクミン(少)

├ 精油成分(多)

└ ミネラル成分(多)

 

 

秋ウコン

秋ウコン-パウダー

秋ウコンはクルクミンを豊富に含み、色は、ややオレンジがかった黄色。

楽しい食事の席では秋ウコンとも言われ、クルクミン成分が体内で何らかのサポートをするのかもしれません。あと、カレーのルーはクルクミンを含んでいるため、適量のカレーを定期的に食べることは健康維持によさそうです。

 

秋ウコン

├ クルクミン(多)

├ 精油成分(少)

└ ミネラル成分(少)

 

沖縄の琉球王朝時代からの食文化

沖縄県のシーサー

 

ウコンは様々な栄養価を含み、高いポテンシャルを持つ植物と言われます。

沖縄県はウコンの産地としても有名。沖縄の人々にとって、ウコンは昔から日常の生活に溶け込んでいるポピュラーな食品です。

琉球王朝時代、琉球は中国と深い繋がりがあった歴史的な背景から「医食同源」の思想が伝えられてきました。沖縄は独自の食文化があり、食べ物で体調を整えるという中国の思想が文化として深く根をおろしているのでしょう。

そのような背景から、2015年の1月頃から春ウコンを飲み始めました。春ウコンを研究している方がいるので、気になる人はこちらnew_window_icon_black

 

パウダーと粒タイプ

春ウコンの製品はパウダーと粒タイプがあります。

パウダータイプは口内に広がり、苦みを感じるため、オブラートで包むと飲みやすくなります。外出先や旅行先では、粒タイプの方が便利なこともあって、パウダーと粒タイプの2種を使い分けるのもいいでしょう。

 

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