どこの家でも世帯主は男性が多く、組織の中のリーダーも男性が多い。社長も男性が多い。人をまとめていくボス役は男性が多い。
マスコミは女性の社会進出云々を繰り返しているものの、日本社会は未だ、法律も社会も男性中心に作られています。
例えば、給料の年末調整で配偶者控除という仕組みが未だに存在しているのは何故か考えてみてもいいでしょう。
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アメリカの現実
さて、海を渡ったアメリカはどうでしょう。
大学関係者や研究機関、民間企業の中でも、日本より女性の姿が目立ちます。
一例として、大陸を縦断、横断する長距離バスで有名なグレイハウンドのドライバーは長時間運行の過酷な仕事ながら、男性だけではなく女性もいます。
しかし、ここでアメリカは女性の社会進出が進んだ国だと早合点しては、ピントがズレてしまいます。
基本的にアメリカの一般労働者の賃金は低く、日本より低いのではと思います。アメリカ企業は経験者やプロを雇い、日本企業のように新卒を採用して年数をかけて育てていくような発想はあまりありません。
政府機関が発表しているデータはあまり信用できないし、鵜呑みにしない方がいいでしょう。
アメリカは1950年代までは中産階級の層が厚い国でした。世界の富の多くを独占しているようにも見えました。ところが1960年代に入り中産階級の減少が進み始め、ベトナム戦争を境に富の移行が益々進んでいきました。
今となっては、1%どころか0.1%以下の富裕層が米国の富の多くを独占している状態。アメリカは純粋な資本主義の国であり、実のところアメリカの多くの家庭は共稼ぎじゃないとやっていけないのです。
国内便の飛行機のパイロットの年収が3万ドル前後と言われています。これがアメリカの現実。
男性の脳の使い方
本題に戻りますと、男性と女性は性差として脳の使い方に違いがあります。
女性は、男性より左脳と右脳をバランスよく使っています。
男性は左脳派、右脳派に分かれているといった意見もあるようです。どちからと言えば、男性は状況によって左脳なら左脳、右脳なら右脳を集中的に使う傾向があると思います。
研究者に男性が多いのは、これが理由なのでしょう。
例えば、男女2人がホテルに入ると男性の頭の中はヤ○リタイ、ヤ○タイモード一色。
「Are you?」
その点、女性は性行為をイメージしながらも、インテリアの調度品を眺めたり備品の色や感触を確かめているところがあるのではないでしょうか。
女性はどちらかと言えば、目先の細かなところをよく見る傾向が強いのです。
よって、女性は経理職や事務職、データ処理や手先の器用さが要求される仕事に強みを発揮します。それ以外にも、接客やサービス業等々、女性が活躍できる場は数多いです。
ちなみに、男性でも経理職が性に合っているならば、間違いなく女性的で繊細な感性の持ち主と言えるでしょう。
大局観
男性は物事を大まかに捉えて、先を見ながら大局的に物事を考える傾向があると思います。将棋や囲碁の世界で「大局観」という言葉がありますが、目先の一手、二手にとらわれていると、大局を見失ってしまう戒めの意味で使われているのでしょう。
会社の経営者に男性が多いのは、明らかに男性向きのポジションである証。
無論、女性社長もいるものの、そのような女性は明らかに男性エネルギーが強いのです。性としては女性ながら、持っているエネルギーは男性に近いのです。
日本国内の99.7%の事業所は中小企業に属します。
中小企業の中で、小企業以下は太平洋の海原にプカプカと浮いている小舟のようなもの。小舟は波の高低や嵐の影響を受けやすく、よく揺れます。その小舟の船長が社長さん。
他にも、大型船の船長は潮の流れを読みながら、燃料の消費をできるだけ抑える航路を選ぶこともあるという話を聞いたことがあります。腕のいい船長ほど、船の燃料消費が少なくて済むそうです。
勿論、目的地に早く到着する前提での話。
そのあたりは、その道のプロの話であって、大型船の船長はその時の天候、潮の流れ、風向き、波の高さ等を総合的に勘案しながら、最適な航路を頭の中でイメージしているのでしょう。
これは経験がものを言う仕事でしょうし、どちらかと言えば男性向きの仕事なのでしょう。
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