みんな大好きユニクロの製品は日本の国民服?として定着しています。
管理人も20代の頃からユニクロを愛用しているため、ファーストリテイリング社の業績にわずかながら貢献してきました。
その他、アバクロ、GAP、ZARA、ディーゼルを着込むことがあったものの、今となってはユニクロが多くなりました。いつも、ユニクロのジーンズを2、3本は持っています。
管理人とって、ユニクロはカジュアルウエアとして必要十分なのです。
セーターを着なくなった
かつて、冬場は厚手のシャツの上からセーター着込むのが普通のスタイルでした。
確かにウールのセーターには、毛織物という質の良さがあります。セーターを着ていると、体を動かして体温が上がっても、化学繊維のフリースのような蒸れをほとんど感じないのが大きな特徴。
しかし、定期的にセーターをクリーニングに出す必要があり、Offシーズンの保管管理も大切。
そんなこんなで、今やプライベートでセーターを着ることが無くなり、フリースだけになりました。
進化するユニクロのフリース
今となっては、ユニクロ・フリース万歳の声が圧倒的。
しかし、ユニクロの初期のフリースはそれなりの品質だったのです。初期のUNIQLOフリースは毛玉ができやすく、生地が厚い割にはそれほど暖かさを感じませんでした。
それでも、フリースはセーターより手軽なため、多くの人は自然とフリース派になっていったのです。
近年のフリースは生地そのものの質が明らかに進化し、毛玉ができにくくなっています。
気付いていない人がいるかもしれませんけど、薄手のユニクロ・フリース生地でも保温性は確実に良くなっています。また、ユニクロ・フリースを洗濯しても、生地の傷みがほとんど確認できないのも特徴です。
ファストファッションがアパレル業界を席巻
管理人は初期のユニクロ・フリースからダウンジャケット、ヒートテック、チノパン、ジーンズ、ニット、靴下までユニクロ愛用者の1人。
初期のユニクロ・フリースを買い込んだ頃、アパレル業界の将来が見えたような気がしました。株に例えるならば、「ユニクロ買い」。
将来、間違いなくユニクロのようなファストファッションが業界を席巻し、他のセレクトショップや中堅ブランドは厳しい方向へ進む予感がしたのです。
2000年当時、洋服も「安かろう悪かろう」が普通の価値観でした。
しかし、ユニクロは品質の高い製品を低価格で販売したからこそ、日本のみならず海外でもユニクロ信者を獲得することができたのです。
特に、ユニクロの製品は生地の品質が高く、他のファストファッションブランドは真似できないのではないでしょうか。
日本の和服はデザインではなく、生地の織り方や染め方、柄、風合いが命。ユニクロ製品は、和のテイストがきちんと入っているファストファッションなのです。
ユニクロの路線は大きくぶれることはなく、高品質な製品を手頃な価格で販売しています。
ユニクロは「H&M」や「FOREVER 21」と比べたら、ややデザインが保守的です。ユニクロとZARAやH&Mと比較したら、後者のデザインの方がトレンドをキャッチしていて、おしゃれ。
しかし、ユニクロは老若男女をターゲットに定番の商品を長期的に製造販売するからこそ、コストを削減でき、売価に還元できるのです。
管理人のようなアパレルの素人であっても、遠い昔、アパレル業界の将来がおぼろげに想像できたのです。業界内の方々は、意外と自分たちの将来が見えにくいのです。
「魚の目に水見えず人の目に空見えず」という諺があるように、目の前の物は当たり前で認識できないことが多いのです。視点が違う人間から水を眺めると、透き通っているのか濁っているのかが分かります。
意外と素人の方が業界の将来を見通せることができるのかもしれません。
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