何年か前、都内の白金高輪駅の近くで私の姉と「日本一ラーメンを食べた男」と食事をしたことがあります。この「日本一ラーメンを食べた男」とは、ラーメンバンクの取締役会長である大崎氏。
何ともユニーク且つ行動力のあるお方。
時々、コンビニに大崎氏プロデュースの顔写真が入った企画物のカップラーメンが並んでいます。
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毎日、ラーメン生活
大崎氏はほぼ毎日、日本全国のラーメンを食べ歩く生活を送っているそうです。仕事柄、よくラーメン店に足を運ばれるならば何らおかしくありませんが、ほぼ毎日ラーメンを食されているとなると、仕事そのものが天職なのでしょうか。
このような食生活では肥満体型の原因になりそうですが、ご本人はきわめて標準的な体型で摩訶不思議です。
ラーメンバンクの「ラーメニスト」コーナーによると、会長は2011年12月現在で9,000軒、20,000杯を食べつくしているそうです。2013年の末までに、もしかすると9,000軒後半から10,000軒に到達する勢いなのかもしれません。
そもそも、ラーメンは中国の麺料理をベースに日本流にアレンジした食品。もはやラーメンは日本の独自食であり国民食。日本各地のラーメン店が独自のラーメンを提供していることから、ラーメンは郷土料理とも言えます。
ラーメンは麺版の総合格闘技
ラーメンは「うどん」「そば」「そうめん」に比べて、麺とスープ、トッピングの種類と組み合わせが非常に多く、ラーメンは「麺版の総合格闘技」のような世界。ラーメンは美味しければ、麺もスープもトッピングも「アイデアと技」次第で何でもアリの世界。
今、注目を集めているラーメンであっても、2年、3年後に新たなラーメンのトレンドの波が押し寄せてくるかもしれません。そのような激し戦いが繰り広げられているラーメン業界の店主の方々は本当、超職人と言っても過言ではありません。
しかも、店主の試行錯誤の末に生み出されるラーメンが1杯1,000円でお釣りがくるわけで、日本は奇跡の食文化を持つ先進国と言えます。
ラーメンバンク
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