スマホの月額料金を安くして賢く付き合っていく方法

あなたのスマホ料金は毎月どのくらいですか?

MMD研究所によりますと、日本国内のスマホ料金の通信大手キャリア平均は月々8,312円(docomo, au, SoftBank)。

(出典:MMD研究所

通信大手3キャリアと契約しているならば、月額8,000円前後。

月々の携帯料金が高いか安いかは人それぞれながら、高いと感じつつもスマホを使い続けているユーザーが多いのではないでしょうか?

そのような背景の中、携帯電話業界の舞台裏で既に大きな変革が始まっています。

そこで、スマホの月額料金を節約して賢く付き合っていく方法を解説します。

やはり日本のスマホ料金は高い

スマートフォン

世界主要6都市のスマートフォン料金を比較すると、今や東京(日本)の料金が一番高くなっています。

高額順、スマホ月額料金ランキングTop3

【2014年】

(1位)ニューヨーク(USA):約14,000円/月

(2位)デュッセルドルフ(ドイツ):約13,000円/月

(3位)東京(日本):約8,800円/月

【2017年】

(1位)東京(日本):約8,312円

(2位)ニューヨーク(USA):約6,000円/月

(3位)ソウル(韓国):約4,300円/月

月額料金の満足度 in Japan

・とても高い:28.4%

・やや高い:52.8%

・適切な料金:16.1%

・やや安い:0.9%

・とても安い:1.8%

「とても高い」と「やや高い」と感じているユーザーを合計すると、スマホユーザーの「81.2%」が月々のスマホ料金に割高感を抱いています。

生涯のスマホ代金は700万円超

スマホの月額料金が8,000円とします。20歳から80歳までスマホを使い続けると仮定すると、スマホに対する生涯支出は大きな金額になります。

8,000円/月額×12ヶ月×60年=5,760,000円(※a)

内蔵バッテリーが劣化していくため、4年に1度、機種変更するとします。

60年×1/4年=生涯で15回、機種変更

100,000円(機種代金)×15回=1,500,000円(※b)

(※a)+(※b)=7,260,000円

生涯計算すると、メルセデス・ベンツEクラスが買えそうな金額に達します。(笑)

特に、日本で人気の高いiPhoneの機種代金は高額化する傾向にあり、iPhone12 Proの価格は120,000~130,000円。iPhoneの上位モデルは売れ筋のデスクトップパソコンやノートパソコンより高価です。

もはや、iPhoneは大型液晶テレビやドラム式洗濯乾燥機のような高額家電の仲間入りをしています。

格安SIM

SIMカード

大手キャリアから格安SIMに切り替えると、月々のスマホ料金が安くなります。しかし、格安SIMは無視できないデメリットもあります。

大手キャリアのスマホを使っている方の多くは、格安SIMという言葉を見聞きしたことがあるのではないでしょうか?

しかし、格安SIMを使った事が無い方にとって、その仕組みと背景がよく分からないと思います。

では、ここで通信事業者についてまとめてみます。通信事業者はdocomo, au, SoftBankの3大キャリアとそれ以外に分けることができます。

MNO(移動体通信事業者)

MNOはMobile Network Operator(モバイル・ネットワーク・オペレーター)の略。MNOはdocomo, au, SoftBankの3社。3大キャリアが全国に携帯電話基地局を設置しています。

・シェア:86%

・保有回線:1億6,536万回線

・3社合計売上:18兆円

・販売手法:店舗販売

3大キャリアの国内シェアは格安SIMを圧倒しています。

MVNO(仮想移動体通信事業者)

MVNOはMobile Virtual Network Operator(モバイル・バーチャル・ネットワーク・オペレーター)の略。

MVNOは数多く、以下が挙げられます。

mineo, UQ mobile, LINE MOBILE, Y!mobile, IIJmio, BIGLOBE, (R)Mobile, DTI SIM, b-mobile, exciteモバイル, AEON MOBILE, J-COM MOBILE, LinksMate, LIBMO, NIFMo, nuromobile, OCNモバイルone, ピクセラモバイル, ロケットモバイル, スマモバ, QT mobile, U-moBILE, ヤマダニューモバイル,TONE MOBILE。

MVNO各社は格安SIMを提供しています。MVNOは大手3キャリアの通信回線の一部を借りてサービスを提供しているからこそ、安価でサービスを提供できるメリットがあります。

・シェア:14%

・保有回線:1,405万回線

・販売手法:ネット通販

MVNOのデメリット

・通信速度が不安定

格安SIMは大手キャリアから電波帯域を借りています。格安SIMに見られる共通点として、朝と昼休み、夜の時間帯は「ネット検索の表示が遅い」「通話が途切れる」などのデメリットがあります。

特に8:00、12:00~13:00、18:00~20:00、24:00の時間帯は通信速度が遅くなる傾向があります。

・スマホ故障時の対応

スマホが故障した場合、店舗での対応が難しくなります。

・家族割引や通話定額プランが少ない

・LINEのID検索不可

・キャリアメールの使用不可

3大キャリアから格安SIMに切り替えると、キャリアメール(・・・@docomo.ne.jp, ・・・@ezweb.ne.jp, ・・・@softbank.ne.jp)が使えなくなります。

・3大キャリアのサービス使用不可

格安SIMに切り替えると、ドコモのdポイントやauのau WALLETポイントが使えなくなります。

・デザリング使用不可も

デザリングとは、自分のスマホをWi-Fiルーターとして電波をパソコンやタブレットと通信する機能。格安SIMの場合、回線と端末によってはデザリング機能が使えません。

以上のデメリットの中で、格安SIMの一番の不満要素は通信速度。

YouTubeやTik Tok, Buzz Videoなどの動画アプリを頻繁に使うならば、慎重に格安SIMを検討する必要があります。

街中の携帯ショップは代理店

街中や幹線道路沿いに必ずと言っていいほど大きくそびえている大手キャリアショップの看板。

・ホワイトの背景に赤文字のdocomo

・オレンジの背景に白文字のau

・ホワイトの背景に黒文字のSoftBank

実は、これらのキャリアショップのほとんどは大手通信キャリアの代理店。大手キャリアと代理店契約を結んでいる会社が看板を借りているのです。

これは、トヨタ自動車と幹線道路沿いに店舗を構えているネッツトヨタの関係と同じ。

ご存知、トヨタ自動車は自動車メーカーであり、ネッツトヨタは地場資本によって運営されているカーディーラー。

話を戻しますと、国内の各キャリアショップは通信大手3キャリアから携帯電話を仕入れて販売しています。キャリアショップは携帯電話を販売することで大手キャリアから販売手数料が入ります。更に、継続手数料と呼ばれるストック収益も入ります。

まとめますと、日本国内の多くの携帯電話は以下のように代理店経由で販売されています。

通信大手3キャリア

大手キャリアショップ(代理店)

ユーザー

携帯電話が代理店の大手キャリアショップ経由で販売されている以上、月々の携帯料金は割高になります。

今後、日本国内の大手キャリアショップが減少

現在、全国の大手キャリアショップは逆風を受けています。と言うのも、菅総理大臣が携帯電話料金の引き下げ要請を進めているからです。

総務省のアクションプランとして、スマホの格安プラン、格安業者への乗り換えを簡単にして大手キャリア3社と格安業者に公正な競争を促しています。

今までは、自宅周囲や通勤経路上に店舗を構えている携帯キャリアショップで相談し、機種変更や料金プランを変更するのが普通でした。

しかし、スマホの知識を身につければ、手元のスマホでも各種手続きが可能となります。あえてキャリアショップで相談する必要が無くなり、月額料金を抑えて賢くスマホと付き合っていくことができます。

もっとスマホと上手に付き合う説明会を開催中

ミーティングテーブル

可能ならば、月々のスマホ料金を安くしたいと思いませんか?ただ、通信のクオリティは気になるもの。

・スマホの月額料金を安くしたい

・スマホの知識を身につけてトクしたい

・副業でスマホのサービスに興味がある

特に疑問を持たないままスマホを使用していると、スマホ代金の生涯支出が700万円超に達します。多くの方は「エッ!」と思うはず。

そこで、もっとスマホと上手に付き合うことができる「スマホマイスター検定講習会」という説明会が定期的に開催されています。

スマホマイスター検定講習会

スマホマイスター検定とは、スマホの専門家を目指す検定資格。これは、履歴書や名刺に書くことのできる民間資格です。

スマホマイスター検定の講習会で学ぶことのできる内容は次のとおりです。

【1】SIMロック解除の操作方法

【2】適正な携帯料金の知識

【3】媒介等業務受託者の届出書類の書き方

スマホマイスター検定講習会を受講すると、スマホマイスター修了証が発行されます。ただ、その時点では、資格を証明する修了証となります。

大手3社(docomo, au, SoftBank)の取次を行う場合、総務省に「媒介等業務受託者の届出書」を提出する必要があります。もし、行政書士に届出書の作成を依頼すると、数万円以上はかかると思います。

その点、講習会で書類の書き方を学べるため、書類に必要事項を記入し、必要書類を揃えて総務省に提出するだけです。

+

【4】docomo, au, SoftBankの携帯電話とポケットWi-Fiの取次権を入手できます。

1回線を獲得すると、成功報酬「6,800円」。

講習時間

実技+講習で3時間

費用

民間資格の講習会である以上、費用がかかります。

講習費:2,000円+教材費:1,000円=合計3,000円(税込)

民間資格から国家資格まで、資格試験を受けるには最低でも1万円前後の受験料が必要です。一例として、民間資格のドローン免許を取得するには、約20~40万円の費用が必要です。

スマホマイスター検定講習会の費用3,000円が高いか安いかは個人の主観的な問題ながら、金額的に敷居が低い講習会に入ると言っていいでしょう。

ちなみに、講習会で講師が何か物を押し売りするような営業は一切ありませんのでご安心ください。(笑)

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