2017年の12月から2018年にかけてGoogleのアルゴリズムが何回か大幅にアップデートされました。
結果として、検索結果が大幅に変動したオフィシャルサイトやブログ、アフィリエイトサイトが多いと思います。多くの管理人が記事を書いても検索結果に上位表示されない、アクセスが激減した、アクセスが増えない現象に直面したのではないでしょうか。
2018年からGoogleのサイト評価が厳しくなり、中途半端な記事では上位表示が難しくなりました。背景として、Googleはユーザーエクスペリエンスを更に重要視するようになってきました。
Googleユーザーの心理としては、できるだけ少ない検索回数で求めている情報に辿り着きたいのは当然です。そこで、Googleはこのような流れを加速させているようです。
(1)クオリティが高いコンテンツを評価
(2)ユーザービリティが高い検索結果へ
検索すればすぐ見つかるようなキュレーション的な2次情報、3次情報を掲載したページは上位表示されなくなりました。そして、その分野での独自情報や専門性が高い記事が高く評価されるようになったのです。
それと同時に、2018年からGoogleの検索結果の1ページ目に大きな変化が見られるようになりました。これらの変化を把握して、2019年以降のブログ運営について考えてみたいと思います。
Contents
(1)2017~2018年のGoogleのアルゴリズム変化
2017年12月、医療や健康、お金に関係するサイトのGoogleアルゴリズムがアップデートされました。
これは、YMYL「Your Money or Your Life」と呼ばれ、お金や生活に関係するサイトやブログの情報がネットユーザーに影響を与えるため、より信頼性が高いページが上位表示されるようになりました。
そして2018年8月、YMYLにプラスしてE-A-T、Expertise(専門性)Authoritativeness(権威性)TrustWorthiness (信頼性)が問われるGoogleコアアルゴリズムアップデートが実施されました。
これらはGoogleが考えるユーザービリティの強化とユーザーエクスペリエンスの充実がベースになっています。どのように対策するかは管理人の考え方次第。リライトすることでコンテンツのクオリティを高める方法もあれば、ブログに見切りを付けるのも有り。
特に医療系のブログで上位表示が難しくなったこともあり、リライトしても無駄骨になる可能性もあります。この判断は難しく、Google Analyticsでリサーチして過去1年間の表示回数とクリック数の変化を捉えて判断してもいいと思います。
(2)2018年のGoogle検索結果の変化
次に2018年、Googleの検索結果に変化が見られるようになりました。一例として、こちら。
ホテルの検索結果が変化
「東伊豆 ホテル」でGoogle検索すると、下の表示が出ました。
このような検索結果は2017年には見られなかったと思います。
検索結果によりますと、チェックインとチェックアウトの日付、ホテル名と宿泊料金、そしてGoogle Mapが表示されています。上のスクリーンショットの下にこのような表示が出ました。
(ホテル980件を表示)
このリンク↑をクリックすると、以下のような画面が表示されました。
上の画面で各ホテルの写真をクリックすると、ホテル情報と住所、宿泊料金、レビューまで表示されます。そして、次の各企業の料金を比較でき、予約できます。
Expedia.co.jp
楽天トラベル
KAYAK.jp
Hotels.com
近畿日本ツーリスト
Booking.com
一休.com
日本旅行
FindHotel
るるぶトラベル
これらはGoogle広告のデータと紐づいています。
Googleの検索結果そのものが各ホテルの情報とGoogle広告を紐づけて表示するようになっています。
レストランの検索結果が変化
そこで、東伊豆のレストラン情報が同様に表示されるのか?と思い、検索してみました。検索キーワードは「東伊豆 レストラン」。
Google Mapと東伊豆のレストラン情報が表示されました。
検索結果のGoogle Mapをクリックすると、このように表示されました。
各地域のレストラン関係の情報サイトより上位にこのように表示されるようになっています。
ラーメン店の検索結果が変化
次に、ラーメン店を検索してみました。キーワードは「家系ラーメン 渋谷区」。
食べログの次に渋谷の家系ラーメン店が複数表示されています。関係者の方はもうお気づきのことでしょう。
今まで、ユーザーの導線がホテルの予約サイトやアフィリエイトサイト、まとめ系サイト経由で予約されていたものの、Googleがこのような検索結果を表示することでユーザーエクスペリエンスは明らかに高まります。
それと同時に、従来のビジネスモデルである情報のまとめサイトやアフィリエイトサイトがGoogleによって飛ばされる方向へ動きつつあるようです。
まとめ
上記はあくまで一例です。他にも、国内旅行や海外旅行関係のキーワードで検索すると興味深い検索結果が表示されます。気になったら、あなたが気になるキーワードでググってみてください。
このGoogleの流れは更に強まるのではないでしょうか。
ホテルの予約系アフィリエイトサイト、食べ物系のまとめサイト、旅行系のアフィリエイトサイトは明らかな影響を受けているかもしれません。そして、他のカテゴリーでも同様の傾向があるかもしれません。
これらのサイト運営者や今後のサイトの立ち上げで、予めGoogleリサーチが超重要課題となってきました。2019年は今までのアフィリエイトサイトや情報まとめサイトにとって向かい風が強くなる可能性が予想されます。
2019年は今後のサイト運営の戦略が試される試金石の年となるのは間違い無いと思われます。
こんばんは。
Googleの検索結果が年々厳しくなっている気がしますね。
どのように厳しくなっているかわかりませんがまとめサイトよりも一つの分野に特化したサイトやブログの方が上位表示されやすいと感じます。これからは専門性が高い記事をいくつも公開できるように手を打たなければならないと意識しなければならないと自分で感じています。
こんにちは。
コメントありがとうございます。
本当、Googleのページ評価が厳しさを増していますね。
Googleの検索結果の動向には要注目ですね。
ランキングからきました。これから、アドセンスしようと思っています。googleの評価にたえる記事が書けないといけないんですね。また、訪問させていただき勉強させていただきたいです。宜しくお願いいたします。
よっぴーさん
コメントありがとうございます。
よろしくお願いいたします。
はじめまして!ランキングから来ました。
すごく興味深い記事でした。
そんなに傾向が変わってきているのですね。。。
グーグル先生の意向が分かるようになりたいです☆
けりぃさん
コメントありがとうございます。
2018年はGoogle大変動の年でしたね。
初めまして。
ランキングから来させて頂きました。
刻々と状況が変化しているのですね…
とても勉強になりました!
また訪問させて頂きますね。
れみんさん
コメントありがとうございます。
Googleのアルゴリズムの変化には目が離せませんね。
はじめまして。ランキングから来ました。まだ無料ブログですが、今年はワードプレスでアドセンス取得と考えています。記事、とても参考になりました。ありがとうございます。
はるはるさん
コメントありがとうございます。
今やワードプレス一択ですね。
ランキングから来ました。
Googleの方も、常にユーザビリティを考えて、アルゴリズムを変えているのでしょうが、サイトをを運営する方にとっては大変ですよね・・。
情報、ありがとうございました。
kiyoshiさん
コメントありがとうございます。
今やGoogleがネットの世界の番人。誰も逆らうことができない独占的企業です。
どの業界も大変なことがありますよね。
はじめまして。ランキングからまいりました。
今年こそはアドセンス取得を目指しています。
情報ありがとうございます。
また楽しみにしています。
レオさん
コメントありがとうございます。
AdSense運営を応援しております。今後も気になる事があれば記事にしていきたいと思います。
こんにちは。
松千代です。ブログランキングから来ました。
アルゴリズムの変化は常にしていくのでしょうね。
とても参考になりました。
変化に対応できるように、常に情報を収集しないといけませんね。
どうもありがとうございました。
松千代さん
コメントありがとうございます。
ネット関係者にとって、Googleの変化には目が離せないですね。