2012年4月14日、御殿場JCTと三ヶ日JCTを結ぶ新東名高速道路が開通しました。この高速道路の路面平滑度は世界的にトップクラスではないでしょうか。
新東名の路面は、まるで鏡のようにフラットです。
快適性では新東名が上
新東名は本州の内陸を横断することもあり、トンネルの数が多く、視界の左右に山が続く自動車専用道路。
道路からの景観は、東名高速道路の方が上という意見があるようです。確かに、東京と愛知県を結ぶ東名高速道路の方が景色に変化があり、由比PA付近から一望できる駿河湾や富士川サービスエリアからの富士山の眺めは絶景です。
しかし、東名高速の路面は荒れていて、時間帯によって大型トラックが多いこともあり、走りにくいのが難点と言えば難点。
管理人としては、車速を90~100km/hの間にセットして、クルーズコントロールに任せて巡航したいものの、前方にトラックが見える度に減速する必要があります。
実質、東名高速道路では、車速が90km/h未満から100km/h+αの間で上下を繰り返すことが多いのです。
運転のしやすさでは、新東名の方が断然上。おそらく特別な理由が無い限り、今後、東名高速の御殿場~三ヶ日間を使うことは無いでしょう。
新東名はバンクが少々きつい
新東名高速道路は東名高速よりも路面のカント(バンク)が少々きつく感じます。法定速度100km/hで走行していると、自動車が微妙にカーブの内側へ流れていくことがあります。緩やかな右カーブならば、車体が微妙に右側へ流れていくのです。
これは、道路のカントが原因。
新東名の設計速度は140km/h。おそらく140km/hで走行することで、自動車の横Gとカントの関係が上手くバランスするのでしょう。
サービスエリア、パーキングエリアの標高がちょっと高い
次に、新東名のサービスエリアに入る度に気が付くことがあります。それは、多くのサービスエリア(SA)とパーキングエリア(PA)は本線より高い場所に位置しています。
最初、何故だろうと思いました。管理人は次のように推測します。
1. 新東名の設計速度は140km/h。車両が減速しやすいように、サービスエリアが高い場所に設置されている可能性。SAやPAから本線に合流する時、車両は下り坂を利用して加速する方が楽。
2. 地形上の問題。
3. 1と2の両方。
P.S.
新東名高速道路の各サービスエリアは独自色が与えられていることもあって、ミニテーマパークの様相を呈しています。全サービスエリアの共通点として、トイレ設備が美術館のような作りです。外国人観光客は驚くこと間違いないでしょう。
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